やな予感はしたんですけどね、
やっぱり雨ですわ・・・前夜祭から結構な降り。
まぁ明日は明日の風が吹くだろうから今夜は飲みましょう

地元歓迎委員長宮越氏の案内でカニづくし!カニ刺しうまかったよぉ。
明日があるからと2軒目で解散となりますがその後「飲みに行って12時前に帰るのは犯罪」・・・・って飛騨ルール適用で東海勢だけでもう1軒。
ホテル組の3人は部屋に帰ってからも酒盛り・・・・・
車中泊のあっしは駐車場への道すがら赤ちょうちんに釣られてもう1軒・・・・
何しに来たんでしょうねこの人達。
原寸大てるてる坊主にたっぷりと御神酒を捧げたにもかかわらず朝からかなり強い雨。
隣の車はこんな荒れる中にもかかわらず日本列島を横断してきた佐藤全氏。
佐藤氏と「どうしよ〜・・・・温泉でも入って帰るか」と現時点で走行気力10%。
川岸氏から「東海3人DNS」の電話を受けて気分はDNS・・・・・
続いて富山の加波氏到着、すでに大王ジャージを着てやる気満々・・・・と思ったら「近いから家から着てきただけよ、雨かぁ帰ろかなぁ」とこちらも走行気力低下気味。
それでも加波氏のジャージ姿で走行気力は20%までに回復、
会場では受付がはじまり雨の中集まった参加者の動きが慌ただし・・・・・くもなく、みんなそれぞれの様子をうかがって帰る理由を捜しているみたい。

そうこうしているうちにだんだん空は明るくなり雨足は弱くなってきた、しかも長野方面は回復傾向だという情報が入り走行気力50%。
「ここに斉藤充氏が来たらあのテンションで一気に走行気力が上がりそうだ」という話をしていたら「よぉお疲れ」、
来ましたよ〜相変わらずニコニコととてもテンションが高い。もちろん走行気力は一気に上昇し出場決定!ついでに宿で二度寝している川岸氏に電話。
「わかったぁ、行きまぁす」とこちらも参加決定。

悪天候で参加者は半減・・・・・
実は雨って走る気になってしまえば非日常的でかえって楽しかったりもする。
LUNA初の悪天候泥よけ装着仕様・・・・空気圧も少し落としました。
上越の街の中から広々した北国街道にはいるとホント気分が解放される、ついでにお腹の具合も解放されて時折腸内地殻変動がグググゴゴゴと騒がしい・・・
雨もかなり小降りになってきて気分も盛り上がる、一面に田んぼが広がるいかにも米所の風景が楽しい・・・・・ん?・・・・地殻変動が本格活動をはじめ強烈な腹痛が襲ってきた。
うわ!マグマが・・・腸内マグマが隆起をはじめた。
・・・マズイ、全力ダッシュで集団を追い抜き避難用シェルターを探す
ここは上越米どころ・・・そう、一面田んぼしかない。行く先々がずっと見渡せる広大な風景は緑一色・・・・
かろうじて道路脇の「道の駅まで6km」が心の支え。
走りましたとも6000mスプリント、おかげで噴火寸前シェルターに避難できましたわ。一戦交えてホッとすると今まで霞のように無かったコンビニや公衆便所が次々現れる・・・・あっしの人生こんな物です。
さて、いよいよ延々続く哲学の坂、ほんの導入部分のコンビニで川岸氏発見。
痛めていた足首が悪化してかなり痛々しい様子。ビンディングすら外せない状況でリタイア・・・・・

妙高山の絶景ポイントの妙高大橋に着く頃にはすっかりと雨も上がった、妙高は雲の中だがてるてる坊主川岸氏の御利益で天気は落ち着いてきた。
以前の上信越はここから哲学の坂が本領発揮を発揮するところだがオリンピック効果ですっかりバイパス軟弱坂になっておもしろみは半減・・・・

毛祝坂もトンネルができたしねぇ、これは軟弱化した象徴の信越大橋・・・・でも絶景だけど。
野尻湖のカルデラ坂もイヤラシイ登り返しもバイパス化で本当に楽にこなせる。
アウターのみで難なく野尻湖を越え一茶坂の激下り、雨上がりなので速度は抑えて安全第よ、千曲川を望むと第一CP到着!
写真を撮る度に抜かれ、走り出すと抜きつしていたジャイアントオーナーさんとしばし雑談。
「体型を見てこの人には勝てそうだと思って追いかけていました」
・・・・・って結構失礼かも(正直な人だ、こういう人好きだよ)
ジャイアントオーナーさん、あっしがスタートするとまた着いてきました。
・・・・こういう性格ますます好きです。
ここから長野市内まではずっと平地、交通量も思ったより少ないので高速巡航モード(あっしのレベルの高速ですからたかが知れてます)へシフト。
サドっけを出してバックミラーをのぞくと必死で追従するジャイアントオーナーさん、
しかし、ほんのちょっと橋を登る程度の坂でちぎれていきました・・・・おお。人を意識的にちぎるなんざは初体験!

Mウェーブはいわば折り返し地点、長野市に背を向けて北へ戻ります。

千曲川を渡り須坂の街へはいると道も狭く人通りも多くなるので安全速度ねペースを落として慎重に走る、案の定脇道から飛び出してくる子供や強引に曲がってくる車に何度も遭遇する・・・・まぁ遊びに行ってケガなんかしたらシャレになりませんから安全こそ何事にも優先しますわ。
その2へ続く

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