それにしても最近大王東海で流行っている「現地集合」はいい酒の肴になるね〜。
今回は飛騨市河合町稲越・・・標高千メートルくらいの場所なんすがね、どちみちヒルクライムがあるから素直に楽なルートでこればいいのにねぇ。
弩Mルート入賞者はgenさん、toriさん、Magさん、kumaさん!
飛騨の人なら知ってるだろうけどひるがのの裏道、高鷲から旧一色スキー場へ降りるルートを「ロードバイク」で越えてきました。
しかも大和から山びこロードへ抜ける険道を通ってきた。
・・・・・・飛騨ではMTBツーリングのルートとして知られてます。どう考えても最低シクロでしょ!
あっしは木曽福島から開田グルメロードを満喫したナベさんと待ち合わせて飛騨中華そばをたべて現地へ、早く着きすぎたので二人で3往復の猛練習をしました。
・・・・・もちろん宴会の練習、ジョッキ3往復!
練習が過ぎたのと私ださんとうめちゃんの差し入れがあまりにも口当たりが良すぎて早々に昇天、すっかり宴会時の集合写真を撮るのを忘れてました。

こんな料理&特別注文の飛騨牛陶板焼き、とってもおいしかったよ。
あれだけ飲んでも朝になるとちゃんと早起きして自転車の準備をするのはみんなさすがですわ!
・・・・・・年寄りってのもあるけどね。
さて、大切なグリコーゲンのすべてをアルコール分解に使い果たしている人々にはとても申し訳ないのですが飛騨に来てタダで済むワケがないですね、
都会の喧噪や真っ平らの平野という不幸な練習環境のストレスを思いっきり発散していただくために特別なご接待コースを準備いたしました。
まずは軽くウォーミングアップ、地元飛騨市民犬自転車さんの先導で軽く畦畑峠へ。
古川で富山から参加のm崎氏と合流して古川市内観光、ついでにみぞさんの実家も観光したらしい・・・・・
高山からは大王HPでこの企画を知って参加しれくれたK田氏が合流、ロードバイク入門数ヶ月で超弩M集団につかまるとは不幸です。
全員そろったところで軽くご挨拶程度に上野の激坂(平均15%距離200m)へ、まぁココはノーマル遠回りコースも併設しているのでみなさんそれぞれを楽しんでました。
・・・・・さすがに深酒が効いてますわ、クチから飛び出るくらい心臓が暴れてます。
上野の台地は眺望抜群・・・今日は残念ながら北アルプスは薄雲の中でした。
さぁおいしい料理は温かいうちに食べないと、ってことでいきなりメインイベント!
皆様の普段の煩悩を振り払うべく飛騨の名刹千光寺へ修行です。

距離2km 平均勾配13%
飛騨三大激坂筆頭は伊達ではありません、
最初のうちこそ悲鳴や絶叫、コース設定者への罵詈雑言が聞こえてきましたが途中からすっかり寡黙になり荒い息づかいだけが静かな山に響き渡ります。

瞬間最大20%オーバーを誇る八丁坂を越えると15%〜18%が300mほど続く超難関仁王門の坂へ、この分だと心拍計が200を越えた後「0」が表示されるひとが出てくるかも・・・・

無事生きてたどり着いた人にはご褒美の千光寺の霊泉、冷たくておいしいよ。
ちょっと歓迎が過ぎたようでみなさん相当にグロッキーな様子、このあと楽しい楽しいサディスティックコースが待ち受けますがマジに死者がでそうなのでコースをマイルド二することにしました(といっても獲得累計標高は300mほど下がるだけ)
荒城川の支流をどんど奥へ詰めて行くコースは美しい渓谷沿でみんなの目を楽しませるには十分です。しかも高原の谷を渡る風は都会では想像すらできない天然クーラー。
クマの巣を通り越えて本日の最高標高地点トヤ峠(1100m)、ここからは岐阜県が誇る大規模林道サイクリングロードを堪能します。

こんなに良い道なのにめったに車は来ません。
林道ですので絶妙な勾配でスパンの長いアップダウンを繰り返していきます。

途中には十二ヶ岳の甘露水、長い峠の途中のこの水はホント甘くておいしくて元気百倍ですわ・・・・顔を濡らすと力が湧くよ〜。
距離50kmで累計標高はゆうに1000mを越える超弩Mコースもいよいよ終盤、一気に高山まで下ってお昼ご飯だ。
GF飛騨はハンガーノック寸前まで山の中を引きずり回すのが恒例です。
(みなさんいつもゴメンナサイ)
飢餓難民と化した自転車乗りほどオソロシイモノはいません。

待ちに待ったお昼ごはんは高山の名物鉄板焼定食店「国八食堂」

ビールが飲めないのが残念・・・・・でも白いご飯にもムチャクチャ合うんですよコレが!
ご飯を食べたらゴールの「日だまりの湯」はすぐそこ、
ゆっくり温泉に浸かって今日の疲れと日頃のストレスを洗い流してください。
参加のみなさん本当にありがとうございました!

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