お盆までの天候は何なんでしょうね!
梅雨長すぎっっっっっ。
かろうじてお盆は太陽を拝むことができて天上界もそれなりに賑わいましたがやっぱり天候不良が相当響いていて近年になく相当少ない人出でした。
さて、あっしの盆休みは今日からです。
今月の前半はまったくと言っていいほど自転車に乗れずにフラストレーションが溜まりまくりです。今日一日はフリーなのでさっそくLUNAとデートです。
お盆の間、お友達の八丁みそ大王氏が「ツール・ド・俺」を個人開催して連日ロングライドを楽しんでいましたが、その最終ステージ用に紹介した超級山岳ステージは彼の都合により部分走破に終わりました・・・・・
なら、あっしが走りましょう!
題して「グランドファンク飛騨 アルプス越えステージ」
最初は自宅スタートにしようと思っていましたがちょっと心が折れちゃいました。で朴の木平スキー場スタートの予定にしてましたが朝一で仕事の打ち合わせ(←俺は休暇だっちゅーのにね)タイムロスの分を考えて平湯峠までワープ!
おおおおお!

田近郁美選手と遭遇です。
いつも乗鞍でトレーニングしている田近選手は地元の自転車乗りのヒロインなんすよ!
一瞬「付いていこうか・・・・」と思いましたが1km行かないうちにちぎられるのは目に見えているのであっしは予定通り旧平湯峠を下って安房峠に向かいます。

今日は最高の天気ですが標高の高い山岳地帯はすでに秋の風が吹いていて日陰にはいると肌寒いくらい。

安房トンネルの平湯側入り口から笠ヶ岳もはっきりくっきり
安房峠にさしかかると肌寒さはどこへやら、玉のような汗が噴き出してきました。
半月ほどまともに走っていないので今日はのんびりゆっくりと楽しみます(←こんなコースを真面目に走ると命にかかわる)

まだまだ夏休み中だけあって旧道を通る車も他県ナンバーがほどんどです。
だんだん足も回るようになってきて峠アタックが楽しくなってきた頃に頂上到着、まずは岐阜県側の乗鞍岳に別れを告げて・・・・・

長野県側穂高連峰にご挨拶、まずはライトなアルプス越え。
せっかく暖まった身体も安房峠の激下りでまたまた冷えちゃいます。
・・・しかし、標高が低くなっていくたびに空気が変わってきて国道158号線上高地入り口に到着したときには気温26度・・・・・おいおいここは高原だよ。
それにしてもここから島々までのトンネル群は本当に恐怖ですね、脇を過ぎゆく大型車に心がどんどん削られてゆく気がします。

いよいよ暗くて狭くて路面が悪くて漏水がばしゃばしゃ落ちていて側溝のフタが時々壊れて大穴があいている旧トンネル登場!
・・・・・でも乗鞍高原に向かうときはこの一つを超えれば良いだけなのが救いですわ。
無事158号線をクリアしていよいよメインのアルプス越へ向かって登り返しが始まります。
・・・・・稼がなきゃならない標高は35kmで2000m、はぁ・・・・・

乗鞍高原は蕎麦の花が満開。おいしい番所蕎麦が食べたいところだけど端境期の蕎麦ってのもねぇ、秋の新蕎麦を楽しみにして今日の所はそば屋をスルー。

さぁいよいよ乗鞍エコーラインアタック。
腹が減ってはロングライドができないってことで三本滝レストハウスでたいしておいしくないのに値段だけ高い天ぷらうどんを補給・・・・・やっぱり端境期とはいえ手打ち蕎麦食べときゃよかった。
実はこのうどんがクセモノで、妙に胃にもたれて足が回らない回らない。ゼイハァいいながらなんとかペダルを踏み込みます・・・・・・たぶん「天ぷら」が余分ですね、相変わらず学習能力なしです。

やっとで登ったスキー場部分・・・・ってまだほんの出だしですね。大丈夫か俺!

あまりの苦しさにトリカブトの根を煎じて自害しようかと・・・・・うそです。

消化が進むにつれだんだん元気が出てきてずいぶん登ってきました。

位ヶ原で大休憩、小屋主のMさんとしばし乗鞍談義・・・・・ビールがうまそうだったなぁ。

さぁいよいよ森林限界を超え胸突き八丁。

舗装してある峠で日本一高い畳平へ到着・・・・はぁ、同時にアルプス越え登りの部終了

さぁここからはくだるだけ!
女性的ななだらかで優しい風景が続く長野側に比べて岐阜県側は切り立った男性的な険しい風景。

ダイナミックな風景のスカイラインはエコーラインよりもはるかに道路状況がよく、どちらかと言えば下りの方が楽しい!
先日プチグランフォンド飛騨ってのをやりましたが距離50kmで獲得累計標高は1000mでした。
これを友達のMagさんは「飛騨の山はオソロシイ」と言っていました・・・・・・
70km弱で2600mってのもありますよ・・・・いやいや最初の予定では80kmで3200mでしたから・・・・・・・・・
北アルプスはオソロシイ。

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