□マッチ、酒断ち「二日酔いがなつかしい」
酒断ちでアクセル全開−。歌手、近藤真彦(45)が10日、岐阜県の多治見市文化会館で、デビュー30周年記念の全国ツアーをスタートさせた。
全国ツアーは21年ぶりで、同所でのライブは28年ぶり。満員の新旧ファン約1500人を前に、1曲目の「Made in Japan」からシャウト。「僕に力をください!」と呼びかけ、「ギンギラギンにさりげなく」や「愚か者」などのヒット曲から、新曲「ざんばら」まで27曲を熱唱し、会場を興奮と感動のるつぼにたたき込んだ。
ライブの前に会見したマッチは「実は3カ月、酒を飲んでない。でも、始まったからにはバンドのメンバーに飲まされるな」と苦笑い。酒豪で知られるが、今回はツアーのために連日10キロ以上走って体を鍛えるとともに断酒したそうで、「二日酔いがなつかしい」と冗談も言う余裕をみせた。
今回のツアーは年末まで、デビュー当時の1980年代と同じように、地方中心に30カ所以上まわる予定。この日新たに、東京・中野サンプラザ公演(10月12、13日)も決まったが、「同窓会のイメージでファンと一体になって楽しみたい」と充実の笑顔を見せた。
2010.4.11

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