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2009/12/18

マキアヴェリ  -36  国家編-3  マキアヴェリ 

弱体な国家は、常に優柔不断である。  そして、決断に手間どる事は、これまた常に有害である。



このことについては、私自身確信を持っていえる。  国家活動において、ものごとをあいまいにしておいた事が、フィレンツェ共和国にとって、いかに有害なことであったかは、私自身が体験した事であったからだ。

決断力に欠ける人々が、いかにまじめに協議しようとも、そこからでてくる結論は、常にあいまいで、それ故、常に役に立たないものである。

また、優柔不断さに劣らず、長時間の討議の末の遅すぎる結論も、同じく有害であることに変わりない。  

それが例えば、誰かを援助しようというものであっても、決定の時機を逸したというだけで、相手を助けられないばかりか、こちらの害になって返ってくるものなのだからである。

多くのことは、はじめのうちは内容もあいまいで不明確なものなので、これらをはじめから明確な言葉で表すことは難しい。

だが、いったん決定さしさえすれば、言葉など後から生まれてくるものであることも忘れてはならない。

これらの事は、君主制であろうと、共和制であろうと、すべての指導者が心しておくべきことである。

                                                   −政略論−






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