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2013/1/28

サンデル教授 暴走する電車  宗教・思想・哲学・文学・芸術
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ハーバード大学教授 マイケル・サンデル


禅問答のような授業で有名な、ハーバード大学のサンデル教授ですが、彼の有名な授業に、「暴走する電車」というものがあります。


こrは、ブレーキが効かなくなった電車が、このまま進めば正面にいる5人の作業者をひき殺してしまう。 そこに迂回するレールがあり、そこを通れば1人の人をひき殺してしまう。

多くの人は、1人をひき殺す方を選ぶと思いますが、それでは、その一人が自分の子供だったら?

 


サンデル教授は、英国のオックスフォード大学に留学経験が有り、実はオックスフォード大学の哲学者ジェレミー・ベンサム(1748-1832)の 「功利主義」、「最大多数の最大幸福」 と、同じくロンドン生まれの、ジョン・スチュアート・ミル(1806-1873)の「質的功利主義」の哲学思想を真似ているに過ぎません。

ベンサムは、「快楽を増す行為が善であり、苦を増す行為が悪」と考える「功利の原理」を生み出し、「快楽(幸福)の量を計算」し、どちらを選ぶかを決めようとする考えを持ちました。

ただ、その幸せの量が、一部の貴族たちによる大きな幸福ではく、多くの人々にとっての最大幸福が重要と考え、それを「最大多数の最大幸福」と呼びます。


ところが、低俗な快楽の量が多いが良いというのはおかしい、その快楽(幸福)にも質というものがあるだろうとしたのが、ジョン・スチュアート・ミルであります。


サンデル先生の授業は、この哲学を置き換えて 「暴走する電車」 の話をしているもので、考え方は江戸時代くらいに既に議論されていたものです。

いうまでもなく、私はどちらを選ぶかというと、1人の自分の子供に突っ込むことはせずに、
5人の他人の方に突っ込むでしょう。



我が家の家訓は、 「 人生最大の失敗は、後悔することである! 」



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