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2013/3/16

日本人の評判記 ヴァリニャーノ  Cool Japan
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アレッサンドロ・ヴァリニャーノ(1539-1606) カトリック教会の司祭
イエズス会東インド管区の巡察師として活躍し、天正遣欧少年使節派遣を計画・実施


フロイスの後にやってきたヴァリニャーノも、日本におけるさまざまな風習や性格について、「日本巡察記」にまとめており、当時の日本を知る貴重な資料です。

「日本巡察記」第二章には、日本人は優れた風習や天性をもっており、世界で最も高尚で思慮があり、よく教育されているとしています。


「国民は有能で、秀でた理解力を持ち、子供たちは我らの学問や規律をよく学び取り、ヨーロッパの子供たちよりもはるかに容易に、短期間に我らの言葉で読み書きすることを覚える」 -すぐに外国語を覚える日本の子供たち-


「人々はいずれも色白く、きわめて礼儀正しい。 一般庶民や労働者でも、その社会では驚嘆すべき零節をもって上品に育てられ、あたかも宮廷の使用人のように見受けられる。 この点においては、東洋の他の諸民族のみならず、我らヨーロッパ人よりも優れている」 -礼儀正しい日本人、上品に育てられた子供たち-




「日本人は前世界の中でもっとも面目と名誉を重んじる国民である。 すなわち、彼らは侮辱的な言辞は言うまでもなく、怒りを含んだ言葉を耐えることができない。 したがって、もっと下下級の職人や農夫と語る時でも、我らは礼節を尽くさなければならない。」 -名誉・面目を重んじる国民-


「日本人はきわめて忍耐強く、飢餓や寒気、また人間としてのあらゆる苦しみや不自由を耐え忍ぶ。 それは、最も身分の高い貴人の場合でも同様で、幼少の時から、これらのあらゆる苦しみを甘受するよう習慣づけて育てられるからである。」 -忍耐強い日本人-


「彼らは交際において、思慮深い。 ヨーロッパ人と異なり、彼らは悲観や不平、あるいは窮状を語っても感情に走らない。 すなわち、人を訪ねた時に相手に不快な事をいうべきではないと心に期しているで、決して自分の苦労や不幸や悲嘆を口にしない。  その理由は、彼らはあらゆる苦しみに堪えることができるし、逆境にあっても大きな勇気を示すことを信条としているので、苦悩を能うる限り、胸中にしまっておくからである。」 -胸にしまう苦悩-


「子供の間においてさえ、聞き苦しい言葉は口に出さないし、我らのもとでみられるように、平手や拳で殴りあって争うという事はない。 きわめて儀礼的な言葉をもって話し合い、子供とはは思えない重厚な、大人のような理性と冷静さと、落ち着いた態度が保たれ、お互いに敬意を失うことがない。 これはほとんど信じれないくらいである。」 -みにくい争いをしない子供たち-



「日本人は他のことでは我々に劣るが、結論的に言って、日本人が優雅で礼儀正しく、秀でた天性と理解力を有し、以上の点で我らを凌ぐほど優秀であることは否定できないところである。」 -優雅で礼儀正しいことではかなわない-



現代における、世界からの日本人の評判と変わるところがなく、誇らしく思います。









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