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2009/1/18

アヤラ財閥  国際政治・金融・企業
近代的な財閥ということでは、フィリピンのアヤラ財閥(スペイン系)が、日本を含むアジアで最も古い歴史を持っています。  ご存知、フィリピンという国名も、1542年にスペイン皇太子フィリップ2世の名からフィリピナス諸島と名づけられた事に由来しています。 

1834年に、ドン・ドミンゴ・ロハス と ドン・アントニオ・デ・アヤラの二人が、「カサ・ロハス」という合名会社を設立した事から始まります。 この会社は、綿花と砂糖の栽培・取引を事業としており、後に社名を「アヤラ・イ・コンパニア」と改称し、アヤラ一族はバタンガスでの土地取得、セブの炭鉱経営、さらにマニラでのアルコール工場買収など、事業の多角化を進め、20世紀初頭には広大な農地で米や家畜用飼料も栽培していました。 1968年になると、アヤラ・イ・コンパニア社は、近代的な株式会社へと移行し、 「アヤラ社(アヤラ・コーポレーション)」 となり、不動産会社アヤラ・ランド社、フィリピン最大の金融機関フィリピン・アイランズ銀行や損保、生命保険会社、テレコム、自動車、食品、農業、水道、化学、エレクトロニクス企業も傘下におさめる総合財閥と発展しています。 最近では、シンガポール・テレコム社と合弁で、グローブ・テレコム社を設立し、フィリピンのIT革命の一翼を担うなど、ここにも、かつては世界を支配していた、カトリックの盟主のスペインの影があることを忘れてはなりません。 

我々日本人は、キャッチアップしてくる国家として、中国・インド・韓国・台湾などに目をとられていますが、これらの国々が経済発展することはあっても、欧米などのキリスト教白人国家を支配下におき、世界の覇権を取ることは困難であると私は思います。 世界に20億人以上いるといわれるキリスト教徒ですが、バチカン市国を頂点に、最大勢力のカトリックの盟主であるスペイン、およびその旧植民地を政治的にも経済的にもマークする事を忘れてはならないと思います。


スペイン国王 カルロス陛下
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クリストファー・コロンブス
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ポトシ銀山
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石見銀山 と ブリオリズム  
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ドン・カルロ
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エリザベス1世
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スペイン無敵艦隊の敗北
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