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2009/6/1

ローマ帝国の物語-31 グラックス兄弟  ローマ帝国の物語
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プトレマイオス朝の王妃の冠を退けるコルネリア


コルネリア・スキビオス・アフリカーナ(Cornelia Scipionis Africana, 紀元前190年 - 紀元前100年)は第二次ポエニ戦争での英雄スキピオ・アフリカヌスの娘で、父の窮地を救ってくれたグラックスのもとに嫁ぎました。 グラックス45歳、コルネリア18歳のときです。 彼女は12人の子供を出産しましたが、生き残ったのは3人で、ティベリウス、ガイウス、センプロニア(娘)の3人だけでした。 ティベリウスとガイウスが、苦しむ農民たちのために農地改革に命を捧げたグラックス兄弟です。 

紀元前154年に夫グラックスが死去、名門スキピオ家の出身で英雄アフリカヌスの娘であった彼女のもとには数多くの再婚話が持ちかけられ、中にはプトレマイオス朝エジプトの王からのものがあり、彼女を王妃として迎えたいという話までありましたが、コルネリアはその全ての話を断り、全てを息子ティベリウス、ガイウスの教育に注ぎ、グラックス兄弟が非業の死を迎えた後もコルネリアは賢母として人々の尊敬を集め、「ローマ女の鑑」として、後世にも人々から語り継がれました。
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