renaissancejapn@aol.com

2009/7/25

ローマ帝国の物語-68  Quo Vadis (主よいずこへ)  ローマ帝国の物語
クリックすると元のサイズで表示します
Domine quo vadis? │CARRACCI, Annibale1 601-02│
Oil on panel │ 77,4 x 56,3 cm │ National Gallery, London │


紀元64年に、ローマで大火が起こり、全市の70%が焼けてしまう惨事がありましたが、人々の間では 「 ネロガ放火させた 」 という噂がたったので、この風評をもみ消そうとして、ネロはキリスト教徒にその罪をなすりつけようとして迫害し、

おびただしい数のキリスト教徒たちは、なぶりものとされ、野獣の皮をかぶされ犬に噛みさかれたり、燃えやすいように仕組まれた十字架にかけられて、夜の灯火代わりに燃やされました。

ペトロは迫害の激化したローマから逃れようとアッピア街道を急いでいると、人っ子ひとりいない街道のかなたから、光のようなものが音もなく近づいてくるのが見えましたが、それは、イエスでありました。  ペトロが、 「主よ、どこに行かれるのですか?」 (Domine, quo vadis?) と問うと、イエスは、 「お前がわたしの民を捨てるなら、私はローマに行ってもう一度十字架にかかろう。」 と答えられました。


続きを読む
1

2009/7/25

ローマ帝国の物語-67  皇帝ネロ  ローマ帝国の物語
クリックすると元のサイズで表示します
ローマ帝国代5代皇帝ネロ (Nero Claudius Caesar Augustus Germanicus; AD37-68)


紀元41年1月24日、第三代ローマ皇帝カリグラは副官カレアスとサビヌスによって暗殺され、第四代皇帝には叔父のクラウディウスが就任しました。 クラウディウスには元妻メッサリナとの間にブリタンニクスという男の子がおり、彼を後継に指名しようとしたところ、妻アグリッピナは自分の息子ネロを皇帝にするために、彼に毒入りのキノコを食べさせ、彼が全て吐き出しても介抱すると見せかけ、再び彼の口に毒を注ぎ込みました。 クラウディススは一晩中もだえ苦しみ、夜明け前に息を引き取りますが、紀元54年10月13日、享年64歳でありました。 そうして、アグリッピナの望みどおり、ネロは、紀元54年わずか17歳の若さで皇帝の座に就く事になります。  



続きを読む
1


teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ