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2009/8/8

ローマ帝国の物語-79  競売にかけられた帝位  ローマ帝国の物語

コンモドゥスが死んだ後、ネロが自殺した直後と同じように、ローマ帝国は再び混乱を迎えました。  皇帝暗殺の首謀者の一人、親衛隊長ラエトゥスは、ローマ市長を務めていたペルティナクスに皇帝に就任するように要請し、元老院の承認を得て、ペルティナクスは第18代ローマ皇帝(在位193年1月1日-193年3月28日)に就任しました。 しかしながら、彼の性急な緊縮財政は評判が悪く、謝礼を期待していたラエトゥスや親衛隊に何も与えなかったので、わずか3ケ月後に暗殺されてしまいます。 

ペルティナクスを殺した後、親衛隊は帝位を競売にかけるという前代未聞の事をやり、その競売にはペルティナクスの妻の父、スルピキアヌス、ディディウス、ユリアヌスが参加し、ユリアヌスが落札し、第19代ローマ皇帝(在位193年3月28日-193年6月1日)に就任しますが、帝位を金で買ったことから市民たちの反感を買い、しかもパンノニア総督セプティミウス・セウェルスが皇帝の座を狙い、ローマに向かってきた報せを聞いた元老院は、反乱軍側に寝返り、ユリアヌスは統治わずか66日目に宮殿内で、一人の士官により処刑されました。  

                                   ディディウス・ユリアヌス 享年60歳。
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