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2020/10/12

FRB(米国連邦準備制度理事会)設立  財閥(日本・世界)


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FRB(米連邦準備制度理事会)本部ビル
本部 アメリカ・ワシントンDC
設立 1913年12月23日


1913年12月末に、多くの上院議員がクリスマス休暇に入っている中で、騙まし討ち的に『連邦準備法』は可決されました。可決を主導したのは、ジョン・D・ロックフェラー、JPモルガン商会、ポール・ワーバーグ、エドワード・ヘンリー・ハリマン、ロスチャイルド家の代理人ヤコブ・シフといった、財界のトップ達。

FRBは、議長と副議長を含めた7人で構成され、金融政策の策定や銀行の監視を行っています。
メンバーの任期は14年。議長は、メンバーの中から大統領が指名し、上院の承認を経て選出されます。 FRBは、全米各地にある『12の連邦準備銀行』を統括しており、各連邦準備銀行は、市中銀行の監督の他に、『連邦準備券(ドル紙幣)の発行』を行います。






前回までの投稿  
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フランス革命 と マリー・アントワネット 
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フランスを脱出するデュポン一家
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アメリカに渡ったデュポン一家
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デュポン社の設立とナポレオン  
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アメリカ独立戦争と銀行 そしてデュポン  
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政商としてのデュポンの始まり
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南北戦争 と デュポン  
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風と共に去りぬ と モルガン財閥
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モルガン財閥
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第一次世界大戦とモルガン財閥 
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セシル・ローズとデビアス社
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哲学者プラトンと共産主義
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ミルナーズ・キンダーガルテン(ミルナーの幼稚園)
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セシル・ローズ=ミルナーグループのメディア支配
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番外編  爆笑  第一回米大統領候補者討論会 メカバイデン登場 
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セシル・ローズの秘密ネットワークに加わるロックフェラー、モルガン、ラザールフレール  
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クーデンホーフ・ミツコ 
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ロックフェラー財閥
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英国きっての政治・金融権力者に上り詰めたミルナー卿
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日露戦争とロシア革命そして共産主義
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銀行のルーツと戦争
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イングランド銀行と紙幣銀行券
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英国金融界に巣食う王朝権力
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英国金融界を牛耳っていたのは堅調で裕福な企業に資金を提供する私企業の一つ「マーチャントバンカー」17社でありました。 合計1100人足らずの意欲的な共同経営者を抱かえたこれらマーチャントバンカー企業として、ベアリング・ブラザーズ、N・Mロスチャイルド、J・ヘンリー・シュローダー、モルガン・グレンフェル、ハンブロス、ラザード・ブラザーズが挙げられます。



ロスチャイルド財閥の始まり 放たれた5本の矢(子供達)
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ロスチャイルド家の4つの家訓とM・A・ロスチャイルド&サンズ会社 
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世界の長者番付とロスチャイルドの資産
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金融資本主義の時代にこうしたマーチャンント・バンカーは、イングランド銀行と並んで有利な地位を占めていました。  しかも奇妙なことに、1946年に労働党政権が銀行を国有化にもかかわらず、未だにそのいくつかを私有化しています。  1961年にベアリング(クローマー卿)はそうした銀行の総裁に指名されました。 銀行の「コート(役員会)」と呼ばれる重役陣には、ラザード、ハンブロス、モルガン・グレンフェル、ならびに彼らが支配する企業(イングリッシュ・エレクトリック)からの代表が名を連ねました。











同じような金融王朝が米国でも発展
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1884年から1933年にかけては金融資本主義全盛期であり、一方では商業銀行や保険に、他方では鉄道にや重工業に進出した投資銀行家が莫大な富を結集して、経済、政治、社会において存分に権力を振るうことができました。 彼らは目の眩むような豪華な上流階級の生活を享受しました。大きな自家用ヨットや自家用列車で旅行し、パームビーチ、ロングアイランド、バークシャー、ニューポ−ト、バーハーバーにある広大な屋敷と都会の別邸の間を仰仰しく行き来しました。

そして要塞のようなニューヨークの邸宅から集まっては、アスター夫人の値踏みするような視線にさらされながら、メトロポリタン・オペラを鑑賞し、あるいは畏敬するJ・Pモルガン本人が出席する最高レベルのビジネス会議に出席。



タイタニック と ロスチャイルド縁戚関係の3財閥
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1880年から1933年の期間に大銀行や大企業の大物が構築した金融支配構造は並外れて複雑でした。ある事業の活動領域に別の事業が展開され、両者が半独立的に連携し、全体として二つの経済、金融権力の頂点が出来上がりました。  

一方はニューヨークに本拠を置いてJ・Pモルガンが率い、他方はオハイオに本拠を置いて、ロックフェラー一族が率いました。 この二つが協力すると、たいていはそうでしたが、米国の経済をほぼ支配できたし、政界もほぼいいなりでした。










米国におけるモルガン王朝、ロックフェラー王朝の独占的金融構造
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米国の売上高10億ドル企業の数は1909年の1社(モルガンが支配したUSスチール社)から1930年には15社に増えました。

上位200社が保有する全法人資産の割合は1909年の32%から1930年には49%び増え、1939年には57%に達しました。

1930年には1社(モルガンが支配する米国電信電話会社ATT)で米国21州の全資産を凌いでいます。

こうした事業家指導者の影響力はとてつもなく大きかったので、モルガンやロックフェラーグループの共同事業、あるいはモルガンの単独事業が展開されると、米国内の経済体系は滅茶苦茶になるほどでした。










米国の銀行一族による連邦準備制度の組織化決定
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20世紀初頭の米国経済は活況を呈していたので、主だった銀行王朝は強い支配力の維持が次第に難しくなることに気付きます。 用心を重ねて秘密にしてきた彼らの支配までが選挙のときに大きな政治問題として浮上しました。

前述したように、英国の銀行家一族王朝は、公的政府機関の顔をもつ私的な支配組織としてイングランド銀行を設立して、金融界を独占的に牛耳っていました。 同じような金融支配センターがフランス、ドイツ、イタリア、スイスに誕生。

こうしたヨーロッパの銀行一族が婚姻関係や買収を武器に米国の銀行王朝に進出してきた為に、米国でもヨーロッパ諸国並みの力を持つ痛王支配制度の確立が不可欠となりました。

政府並みの仕組みをもつ制度が緊急課題となったのは、その精度を備えている同じような秘密グループによって支配が脅かされるという現実を反映しています。

ガブリエル・コルコ博士は次のように指摘しています。 「皮肉にも、歴史家の意見とは違って連邦政府が経済に干渉したのは独占があるからでなく、独占がないからだ。」 結局、主だった実業界指導者は統制が欠けた産業や経済の中では利益どころか存在自体脅かされ、一切の特権が奪われるという事に気付きました。











主だった事業業界指導者たち
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キグリー博士は『悲劇と希望』の中で人物を特定しており、セラノ・プラットは著書「ウォール街の役割(The work of Wall Street)」でキグリー博士の見解を支持しています。

「ウォール街でプライベートバンカーと言えば、国際的な事業規模を誇り、ヨーロッパでロスチャイルド家が保持しているのと同じ力を米国内で発揮している大銀行を指す。 J・Pモルガン商会、ブラウンブラザーズ社とこういった銀行は、他の都市の有力企業と提携して密接な同盟関係を築いていると思われる。 

しかもオーガスト・ベルモント社が永らくロスチャイルド家の代理をつとめているように、米国内においてそれらはヨーロッパの大会社や組織の代理を務めている。」(ウォール街の役割)


20世紀の変わり目には、ロックフェラー家が銀行一族の王朝に加わった。 ジョン・D・ロックフェラーがチェース銀行を、弟のウィリアムがニューヨークのナショナル・シティ銀行を買収。 ロックフェラー・チェース銀行銀行はその後ウォーバーグのマンハッタン銀行に吸収されてチェース・マンハッタン銀行となりましたが、現在世界一強力な金融連合であります。

私的に支配できる連邦準備制度の設立計画は、こうした銀行一族がこぞって支持しました。










連邦準備制度の最初の試みは失敗
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『悲劇と希望』に述べられているキグリー博士の言葉を吟味するために、連邦準備制度(FRB=Federal Reserve Board)の起源と歴史を要約しておきます。

ステファン・バーミンガムは著書『私たちの群衆(Our Crowed)』の中で、連邦準備制度の採用にもっとも貢献した人物は、ポール・ウォーバーグであると述べています。 

彼は1902年にドイツから弟とともに米国にやってきました。 彼らは一族の銀行を経営するために
フランクフルトの兄マックスのもとを離れました。 ポールはクーン・ローブ商会のニーナ・ローブと、フェリックスはジェイコブ・シフの娘フリーダ・シフと結婚。 2人ともクーン・ローブ商会の共同経営者となり、年収50万ドルを手にしたポールは、米国の中央銀行の地ならしをするため全米を回りました。

ウォーバーグとともに骨を折ったのはJ・Pモルガンのワシントン代表ネルソン・オールドリッチ上院議員です。 彼の娘アビーはジョン・D・ロックフェラー・ジュニアと結婚。 ニューヨーク州知事ネルソン・ロクフェラーは母方の祖父にちなんで名づけられました。

オールドリッチ上院議員とポール・ウォーバーグは主だった銀行王朝の代表と秘密会合を重ね、連邦準備制度の素案を用意しました。 彼らはジョージア州のジキル島で会合を開いたと、ロックフェラーの代理人フランク・バンダーリップは後年、こう認めています。

「企業の活動内容がより詳しく公開される社会の価値についての私見とは裏腹に、私には1910年ころ、どんな陰謀しゃよりも内密に行動していた時期があった。 連邦準備制度の実現のために密かにジキル島に出かけるなどとは口が裂けても言えなかった。」(フランク・バンダーリップ『農夫から金融家へ((Farm Boy to Financier))』)

ジキル島での秘密会議にはJ・Pモルガン社からヘンリー・P・デビソン、ロックフェラー所有のナショナル・シティ銀行総裁フランク・A・バンダーリップ、財務副長官A・ピアット・アンドリュー、モルガン系列のバンカーズ・トラスト社からベンジャミン・ストロング、もちろんクーン・ローブ商会のポール・ウォーバーグも参加しました。

これこそまさしく、「ウォール街をはじめとする独占権益に束縛されない」遠方中央銀行の創設構想が『バンキング・ロー・ジャーナル』や多数の民族主義的政治家によって進められていた時期と重なります。  ジキル島での会議の目的は、この要求に合致する、実際にはその逆を狙った中央銀行を設立する事でした。

クーン・ローブ商会のポール・ウォーバーグは英国でやヨーロッパの私有中央銀行をモデルにした計画を携えて参加しました。 子ルコ教授はこう書いています。 「会議で発表された計画は原則駅にウォーバーグの素案に沿っていた。」 そしてウォーバーグは。実際にはバンダーリップが最終計画を起草したのに自分が立案者であると主張した。」(『保守主義の勝利』)

しかし計画は頓挫してしまいました。 オールドリッチ議案として上院に提出されたものの。オールドリッチがモルガンやウォール街と癒着していたあまり、彼らの影響力に対する反感が高まってただちに廃案となりました。  計画立案者はいったんは後退して新たな戦術を練ります。











連邦準備制度の現実化
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共和党とウォール街のつながりがあまりにも卿なので、中央銀行を設立するには民主党に権力を握らせて新しい議案を提出させる、ウォール街の力を排除するにはそれしかないと大衆に訴えて支持を集める事が方針として決定されました。  かのウォール街首脳部は1912年の大統領選にこの方針を実行しようとしました。

当初はまったく支持されなかったウィリアム・ハワード・タフト大統領(オールドリッチ議案に反対した共和党員)が絶大な人気を誇り、再選は確実に見えました。

しかし、前大統領テディ・ルーズベルト(共和党員だがタフトと対立)が反タフトを旗印に進歩党の結成を決断すると、その構図は一変します。

当時民主党はウッドロー・ウィルソンを指名しており、三つ巴の戦いとなりました。 突如として、中央銀行推進者にとっては絶好の機会が生まれたわけです。

モルガンの2人の代理人フランク・マンシとジョージ・パーキンスがウォール街の資金や人材を動員してテディ・ルーズベルトの影で暗躍し、フェルディナンド・ランドバーグはこう語っています。  「ルーズベルトが再びタフトに挑戦すると表明するや、現職タフト大統領の敗北は明らかになった。 三つ巴の戦いを通じて、マンシとパーキンスは影のようにルーズベルトに寄り添い、資金の供給、演説の手直し、ウォール街人脈による人海戦術、反タフトキャンペーンといった重責の一端を担った。 

パーキンスとJ・Pモルガン商会が進歩党の実態だった。 他のものは全て添え物にすぎない。 つまり、ルーズベルトの選挙資金はタフトの頭皮をはごうとするモルガンの2丁の手斧によって賄われていた」(『米国の60名家(American's 60 family)』)

その間、ウォール街はウィルソンにも支援の手を差しのべていました。 1906年にさかのぼると、モルガン系列のハーパーズウィークリー社長ジョージ・ハーベイはウィルソンを大統領に推した事があります。 

ロックフェラー家は民主党を支持するウォール街の他の銀行家とともにウィルソンへの資金調達を開始しました。 

フェルディナンド・ランドバーグは語ります。 「ウッドロー・ウィルソンの背後に控えている金融の天才はロックフェラーのナショナル・シティ銀行のクリーブランド・H・ドッジであった。 このドッジは、GHQの経済顧問として戦後に日本の金融財政を指導した人物で、ドッジラインで有名。

当時ナショナル・シティ銀行銀行副頭取としてドッジと肩を並べていたのはロックフェラーの弟J・オクシデン・アーマーとジェームズ・スティルマンである。 つまり、ジョージ・F・ベーカーを除いて議会のプジョー委員会が金融トラスト支配者として名指しした全員がこの銀行の人間だったという事になる。」(米国の60名家)

他にウィルソンを支持した銀行一族は、ジェイコブ・シフ、バーナード・バルーク、ヘンリー・モゲンソー、トーマス・フォーチュン・ライアン、ニューヨークタイムズ社主アドルフ・オクスでした。

テディ・ルーズベルトの選挙戦を取り仕切っていたモルガン社の人間までもがウィルソンに資金を融通していました。 テディ・ルーズベルトを支えてタフトの共和党票を切り崩す一方で、ウィルソンを支援して共和党の両者を負かそうという作戦でした。 

この戦略が功を奏してウィルソンが当選しました。


選挙前においても中央銀行推進者は活動拠点を立ち上げ、連邦準備制度構想を歓迎する国民的な機運を盛り上げました。  コルコ教授は語ります。 「1911年春に計画支持者が動いて目標達成のために『健全な銀行制度の推進を求める全米市民同盟』を立ち上げ、オールドリッチの計画を進め鵜ウォーバーグとニューヨークの他の銀行家たちは同盟の本拠地をシカゴに置こうとした。」(保守主義の勝利)

ロックフェラー家がシカゴ大学に大きな影響力を持っていたので、この活動拠点はシカゴ大学のJ・ローレンスラフリンに率いられ、彼の教え子で腹心のH・パーカー・ウィリスが必要な法律文書をかきました。 ただ、たんにオールドリッチ議案を化粧直ししたにすぎませんが・・・、

新任の大統領に的確な顧問をつけようとして、ウィルソンの資金源たちは彼の側近に自分たちの代理人を送り込みました。 この中の最重要人物エドワード・マンデル・ハウスは南部諸州で英国の教育を受けました。

ハウスは次第に、ウィルソン政権の実質的な支配者となります。 ウィルソン政権が推進する計画、中央銀行と所得税の累進課税の2つは、巧妙なハウスの裏工作が功を奏して採用されました。

『ハウス大佐の真実(The Intimate Papers of Colonel House)』の編者チャールズ・シーモア教授は、ハウスが連邦準備法の影の守護天使であったと断定しています。  ちなみにColonelとは大佐と言う意味です。

ハウスは常にポール・ウォーバーグと連絡を絶やしませんでした。 ハウスの伝記作家はさらにこう断言しています。 「シフ家、ウォーバーグ家、カーン家、ロックフェラー家、モルガン家はハウスに絶大な信頼を寄せていた。」

歴史書を読む時、第一次世界大戦でモンロー主義をとり、戦争には参加しないと国民に断言したウィルソン大統領ですが、がモルガンの戦争ビジネスのマネーゲームでモルガンに押されて戦争に参加した事、イギリス・フランスにモルガンが巨額な融資をして、イギリス・フランスはドイツとの戦争に勝利した事、さらにドイツへの天文学的賠償金請求は当初ウィルソン大統領とイギリスの経済学者ケインズも反対していたのに、モルガン商会の一言で巨額の賠償金が決まった事などの事実を見ればよく分かります。



第一次世界大戦とモルガン財閥 
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ウォール街からの反対者から連邦準備法が国際銀行家のたくらみである事が見破られないように、ウィルソン政権の財務長官で女婿のウィリアム・マカドウーは反対勢力と話し合い、反対の煙幕を懐柔する手掛かりを掴みました。

「銀行家との懇談からおもしろい結論が得られた。 彼らと議論を尽くした結果、銀行界は表面上見えるほど議案に反対していに事が次第に分かってきた。・・・」 (財務長官ウィリアム)

ただ、この時賄賂を使ったり、政権としての脅しを使ったのかは誰も知る由はありません。

とにかく、こうして舞台は整いました。  1913年12月22日、連邦準備法が298対60で下院を通り、43対23で上院を通過しました。











FRB(連邦準備制度理事会)
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連邦準備制度の運営ですが、その精度は12の「国立銀行」から成り立ち、重要なのはニューヨークのものだけで、ニューヨーク連邦準備銀行の運営が任されたのは国際銀行家の利益を完全に体現する人物だけであります。 連邦準備制度は決して政府の意向を反映した機関ではありません。

運営上、株式は毎年6%の配当を受け取る12の国立銀行に所有され、利益が上がると財務省に還元される仕組みとなっています。

大統領が14年任期の連邦準備制度理事会の理事7名を任命する権限を持ちますが、これは体裁だけで、連邦準備制度理事会は完全に独立した意思決定機関です。

この野制度は煩雑な私的協議を重ねて得られる秘かな合意に基づいて世界中の中央銀行が協力し合うといった封建的な手法を支配的原則とし、この制度の頂点に君臨したのはスイスのバーゼルにある国際決済銀行(BIS)であり、民間企業体である脊柱の中央銀行がこの民間銀行を共同で所有し、支配しています。

BIS(Bank for International Settlements)は1930年に設立された通王銀行相互の決済する組織で、中央銀行の中央銀行と呼ばれています。

イングランド銀行のモンタギュー・ノーマン、ニューヨーク連ピ銀行の便jy民・ストロング、フランス銀行のチャールズ・リスト、ライヒスバンクのヒャーマル・シャハトなどに牛耳られていた各国中央銀行は、財務省債券の調整、外国為替の操作、経済活動レベルの調整、ビジネス面での経済的見返りうを引き換えにした協力的政治家への働きかけ、といった手段を弄して政治支配力の強化に努めました。

事実上、ニューヨーク連邦準備銀行が12の準備区銀行制度の元締めとなったのは、ニューヨークが国家の資金市場だったからであります。 他の11の銀行は地域の面子をたてるためと、見捨てられるのを恐れるジャクソン主義者を鎮めるために設立された無駄な埋葬場に過ぎません。

ジャクソン主義者とは、英国国際ユダヤ金融財閥の米国支配に戦った第7代大統領アンドリュー・ジャクソの流れを汲む人々の事です。

モルガン銀行に気に入られたニューヨーク連邦準備銀行の初代総裁に選ばれたのは、モルガンに気に入られたベンジャミン・ストロング(モルガンのバンカーズ・トラスト・カンパニー総裁)です。



FRBの理事は、アメリカ大統領によって任命されますが、理事会の実質的な運営は、理事と連邦諮問評議会が行っており、

この連邦諮問評議会とは、1914年1月7日に開かれた連邦準備制の組織委員会で選定された12の特権的都市(ニューヨーク、リッチモンド、ボストン、フィラデルフィア、クリーブランド、シカゴ、セントルイス、アトランタ、ダラス、ミネアポリス、カンザスシティ、サンフランシスコ)の「金融地区」連邦準備銀行の役員によって選出されますが、連邦準備法に基づき一般に公表される事はありません。

全米12の地区連邦準備銀行は、金利の設定、ドルの日々の供給と価格をコントロールすることができます。

この12の銀行のうち、最大の銀行が、「ニューヨーク連邦準備銀行」で、アメリカの金融政策である金利設定、通貨量と価値、債権販売は、実質的にはこの銀行が行っています。


1914年の設立当時、ニューヨーク連邦準備銀行は、20万3053株を発行し、
その大株主たちは、以下の銀行であります。

1)ナショナル・シティ・バンク              3万    株
2)ファースト・ナショナル・バンク          1万5000株
3)チェース・ナショナル・バンク            6000株
4)マリーン・ナショナル・バンク・オブ・バッファロー     6000株
5)ナショナル・バンク・オブ・コマース         2万1000株

*1)の銀行は、ロックフェラー系とクーン・ローブ系
*2)の銀行は、モルガン系
*3)の銀行は、ロックフェラー系
*1)2)の銀行は1955年に合併し、単独(ロックフェラー、クーン・ローブ、モ
   ルガン)で連銀をコントロールできるようになりました。
*4)の銀行は、後のマリーン・ミッド・ランド
*5)の銀行は、後のモルガン・ギャランティ・トラスト


そして、これら上記の銀行の株主は、


1)ロスチャイルド銀行・ロンドン
2)ロスチャイルド銀行・ベルリン
3)ラザール・フレール・パリ
4)イスラエル・モーゼス・シフ銀行・イタリア
5)ウオーバーグ銀行・バンブルグ
6)リーマン・ブラザーズ・ニューヨーク
7)クーン・ローブ銀行・ニューヨーク
8)ゴールドマン・サックス・ニューヨーク
9)チェース・マンハッタン銀行・ニューヨーク

*9)のチェース・マンハッタンはロックフェラー系、後の1)−8)の銀行はユダヤ
 系(ロスチャイルド系)

という構造になっています。 彼らが真の支配者です。



すなわち、分かり易く言えば、彼ら連邦銀行は純粋な民間会社ですから、アメリカ政府が大赤字になって、将来のアメリカ国民の年金や医療など、社会保障がどうなろうが知った事ではなく、ただ同然の紙切れにドルを印刷して、アメリカ政府に貸付する事さへできれば、後は自動的に利子の分が儲かるというシステムです。

また、市場で大企業や銀行の倒産というリスクが発生しかけても、彼らは国家でないので関係なく、アメリカ政府が政治的救済の名の下で、税金という手段で、将来の為に蓄えた国民のなけなしのお金で処理されるだけで、彼らの懐が痛む事はありません。

連邦準備制度理事会などと、いかにも政府機関であるように国民を欺き、死の商人の顔を持つ国際金融財閥が、政府と癒着し、国家財政の事などおかまいなしに、お札を印刷し、政府に軍事費を使わせ、政治家と共に大儲けするインチキシステムだと、私は思います。

連邦準備制度は、銀行の破綻を生じさせないように、アメリカの銀行への預金者を守っていると思い込まされていますが、FRBが設立されてから、今日まででアメリカの破綻した銀行の数は1万4000件以上。  すなわち、このFRBというシステムが守っているのは、連邦準備銀行の株主である超大手の国際金融財閥だけであると言うことです。

FRBは、ロスチャイルド、ロックフェラー、モルガンなどの国際金融財閥によるカルテルを、アメリカ政府が承認している物である、ということも出来ます。















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リンカーン暗殺とケネディ暗殺 そしてFRB
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ロシアのロスチャイルド  グンツブルグ財閥
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エドモン・ド・ロスチャイルド
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ロイター通信 と ロスチャイルド  
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タイタニック と ロスチャイルド縁戚関係の3財閥
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太陽の沈まない帝国スペイン と ハプスブルグ帝国
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アルマダの海戦 スペイン無敵艦隊の敗北
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石見(いわみ)銀山・ポトシ銀山 と ブリオリズム
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スペイン vs オランダの代理戦争だった 豊臣 vs 徳川
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フランス革命 と マリー・アントワネット 
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フランスを脱出するデュポン一家
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アメリカに渡ったデュポン一家
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デュポン社の設立とナポレオン  
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アメリカ独立戦争と銀行 そしてデュポン  
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政商としてのデュポンの始まり
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南北戦争 と デュポン  
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風と共に去りぬ と モルガン財閥
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モルガン財閥
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(予告編) 第一世界大戦とモルガン財閥
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第一次世界大戦とモルガン財閥 
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ロシア革命とユダヤ人迫害(ポグロム) 
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日露戦争とクーン・ローブ商会・ロスチャイルド  
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ロシア革命 と明石大佐 
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ハリウッド映画産業とユダヤ人、そしてジャポニズム  
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Break Time 愛はかげろうのように【訳詞付】- Charlene  
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ハリウッド と ナチス  
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2つの結婚行進曲 メンデルスゾーンとワグナー 
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アイネ・クライネ・ナッハト・ムジークが普及したのは第一次世界大戦後のレコード
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Break time オペラ鑑賞 セビリアの理髪師
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Break time  オペラ鑑賞  フィガロの結婚
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「魔笛」モーツアルトとフリーメーソン
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セシル・ローズとデビアス社
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哲学者プラトンと共産主義
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ミルナーズ・キンダーガルテン(ミルナーの幼稚園)
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セシル・ローズ=ミルナーグループのメディア支配
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番外編  爆笑  第一回米大統領候補者討論会 メカバイデン登場 
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セシル・ローズの秘密ネットワークに加わるロックフェラー、モルガン、ラザールフレール  
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クーデンホーフ・ミツコ(青山光子) 
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ロックフェラー財閥
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英国きっての政治・金融権力者に上り詰めたミルナー卿
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1919年ノーベル平和賞 ウィルソン大統領
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2019年は国際政治学 生誕100周年
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日露戦争とロシア革命そして共産主義
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銀行のルーツと戦争
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イングランド銀行と紙幣銀行券
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緊急拡散希望 トランプ神演説
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FRB(米国連邦準備制度理事会)設立 
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