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2021/3/3

トーマス・グラバー : グラバー商会の稼働開始〜イングランド号、薩摩藩へ無事納入〜  財閥(日本・世界)








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明治維新の大功労者 トーマス・グラバー フリーメーソンとしての活躍
https://wave.ap.teacup.com/renaissancejapan/2816.html
















明治維新の大功労者 トーマス・グラバー フリーメーソンとしての活躍
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トーマス・グラバー 生まれ故郷を後へ〜初恋の人との別れ〜
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トーマス・グラバー 生まれ故郷を後へ〜フレーザーバラを離れる〜
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トーマス・グラバー 生まれ故郷を後へ 〜ギムナジウムへ入学〜 
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トーマス・グラバー 生まれ故郷を後へ〜海の向こうに何がある〜
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トーマス・グラバー 生まれ故郷との別れ〜内部の矛盾を抱える〜
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トーマス・グラバー 生まれ故郷を後へ〜 活気に満ちたアバディーン〜 
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トーマス・グラバー 生まれ故郷を後へ〜 ジャディ・マセソン商会〜 
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トーマス・グラバー 生まれ故郷を後へ〜アヘン戦争で飛躍したJM商会〜 
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トーマス・グラバー 生まれ故郷を後へ〜船舶中買業に就職〜
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トーマス・グラバー 生まれ故郷を後へ〜不快な大都市上海〜
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トーマス・グラバー 生まれ故郷を後へ〜大平天国の乱〜
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トーマス・グラバー グラバー長崎へ旅立〜マッケンジーの誘い〜 
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トーマス・グラバー グラバー長崎へ旅立〜尊王攘夷、倒幕に揺れる日本〜
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トーマス・グラバー グラバー長崎へ旅立〜尊王攘夷、朝廷に内緒で通商条約のサイン〜 
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トーマス・グラバー グラバー長崎へ出立〜清潔で平和な町長崎〜
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トーマス・グラバー グラバー長崎へ出立〜長崎商工会議所設立〜
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トーマス・グラバー グラバー長崎へ出立〜謎の人物 ・小曾根英四朗〜 
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トーマス・グラバー 「世界の大きな謎」フリーメーソン〜関係本は五万冊に及ぶ〜
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トーマス・グラバー : グラバー、長崎での活躍〜茶の輸出を決心〜 
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トーマス・グラバー : グラバー、長崎での活躍〜茶の商人、大浦慶〜
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トーマス・グラバー : グラバー、長崎での活躍〜茶葉の再生工場を建設〜
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トーマス・グラバー : グラバー、長崎での活躍〜五代才助に会う〜 
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トーマス・グラバー : グラバー、長崎での活躍〜琉球王国の危うい歴史〜
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トーマス・グラバー : グラバー、長崎での活躍〜船舶を一隻受注〜
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トーマス・グラバー : グラバー、長崎での活躍〜横浜へ見学の旅〜
https://wave.ap.teacup.com/renaissancejapan/2856.html
トーマス・グラバー : グラバー、長崎での活躍〜井伊大老の暗殺〜
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からの続き












イングランド号、薩摩藩へ無事納入

一八六〇年、安政七年は井伊大老の暗殺により三月に改元、「万延」と年号が変わった。 グラバーは万延四月には長崎へへ戻り、茶葉、蒸気船の購入に全力投球を始めた。

万延十月、薩摩藩五代才助の注文によりグラバーが手配していた蒸気船が細長く、鶴の港といわれた長崎港に入ってきた。

その船名は「イングランド号」、長さ六〇メートル、幅一〇メートル。 それまでの外輪船ではなく、スクリュー・プロペラ船だった。

世界の船舶はこのスクリュー・プロペラ船の発明により、格段にスピードが速まっていった。

新型イングランド号の入港は、JM商会により連絡を受けたグラバーが、今日当たりの入港ということを多くの人達に知らせていたので何十人もの人達がイングランド号を迎えに来ていた。

同船の船主甲板にマッケンジーの手を振る姿が確認できた。 グラバーはマッケンジーが自ら上海に赴き、日本へ回航されるイングランド号に同乗してくれた事に「有難い先輩」と感謝の気持ちを抱いていた。

但し果たしてどんな船舶なのか。中古船でもかまわないと五代は言っていたが、もしかすると中古も中古、「ボロ船」を持ってくるのではないかと、ひそかに心配していたのだ。

ところが眼前に見るイングランド号は、限りなく新品に近く、かつ大型船だったので、グラバーの心配は一挙に吹き飛び「さすがは大先輩のマッケンジーさん」と、彼を拝みたいばかり気分になっていた。

桟橋には十隻余りの艀(はしけ)が横ずけされており、グラバーは五代才助と共に艀に乗りイングランド号に近づいた。

同号の船腹には「なわばしご」が垂らされていて、長崎奉行所の役人達が先頭に登り、続いてグラバー、五代達が登り、船上に降り立った。

四十歳代と見える船長は、とても愛想良い人物で、全員を船内見学に案内してくれた。 役人達は幕府が以前に購入した咸臨丸を見学していたが、「咸臨丸より大きいではないか。 それにエンジン室、ボイラー室、操舵室など最新式のようだ」 と驚きの表情を見せていた。

役人に続いて見学している五代たちも、この船が自分達のものになると思うと、これまでの努力が無駄ではなかったと思わず涙がこぼれそうになっていた。

とこがこの後の手続きが大変なことになってしまった。 というのは外国船の取引は諸藩には禁じられている。

このためイングランド号はいったんは幕府が購入して、それを薩摩藩に下げ渡すという方法をとらねばならないのだ。

だから購入代金の十二万三千ドルという大金は、いったんは長崎奉行所に持参し、奉行所から改めてJM商会へ支払われることになる。

全く馬鹿げた話だが、この当時、それが少しでも権威を保ちたい幕府の方式であった。








次の投稿に続く











財閥(日本・世界)シリーズ のここまでのまとめ
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