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2015/12/28

「千と千尋の神隠し」 を考察する-9  映画・音楽・アニメ
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---------------------------- 解説 --------------------------


ハクの湯婆婆への弟子入り

いつも千(=千尋)を助けてくれた美少年のハクは、川の精霊(=龍神)だったのですが、その川が埋め立てられ、行き場を追われたハクは、不思議の世界の湯婆婆に弟子入りし、自分をとり戻そうと、弟子入りします。

釜じいによれば、千尋同様忽然と湯屋に現れ、魔法を手に入れる為、魔女の湯婆婆の弟子になることを申し出たらしいのです。 釜爺は反対していましたが止められず、その後は、湯婆婆に名前を奪われ、湯婆婆の欲深い野望の手足に利用されるようになったそうです。
そして、ハクの顔色は悪くなり、目つきばかりがきつくなったとの事です。

ハクは、魔法を手にし、自分は何者であったのか、また名前を取り戻したかったのですが、湯婆婆に完全に操られてしまったのです。



銭婆(ぜにーば)と湯婆婆(ゆばーば)の関係

銭婆と湯婆婆は姉妹関係にありますが、銭婆の方が姉なので、力は彼女の方が持っていると考えてよいでしょう。 

役割分担としては、湯婆婆が湯屋の運営全般を任され権力をふるっていますが、名前の通り銭婆がお金や契約を仕切っていると影の権力者と考えられます。

政府でも、全て財布を握っている財務省が影の権力者であるのと同様です。



何故、ハクは銭婆からハンコを盗んだのか?

そこで、湯婆婆はすべての権力を手中におさめるために、ハクを操って、銭婆の契約の印を盗みに行かせたのだと思います。

この根拠は、千(=千尋)がはじめて銭婆とあった時、千が「あなたは誰?」と聞いた時、「湯婆婆の姉さ」と銭婆は答え、「お前さんのおかげでここを見物できておもしろかったよ。 さあ、その龍を渡しな。 そいつは妹の手先のドロボー龍だよ。 私の所から大事なハンコを盗み出した。」 と言っています。




ハンコを飲んだハク

千は、「ハクそんな悪いことをするわけがないわ」と反論しますが、確かにハクは操られて湯婆婆の命令に従っていますが、彼個人になんのメリットもありません。

途中で、湯婆婆の悪さに気付いて、彼女に契約のハンコを渡すまじと、飲み込んだのだと考えるのが自然でしょう。





呪いのかけられたハンコ

銭婆は、「この若者は欲深の妹の言いなりだ。 盗んだものが死ぬように、ハンコにはおまじないがかけてある」 と語ります。  その瞬間、龍(=ハク)が尻尾を振りおろし、紙の銭婆は二つに切れて、「あらら油断したねえ」と姿を消してゆきます。

この反動で龍(=ハク)は、穴に落ちてゆき、千(=千尋)、坊ネズミやハエドリも一緒に魔物がうごめく穴に落ちてゆきました。

千(=千尋)の呼び声で、意識を取り戻した龍(=ハク)は最後の力を振り絞り、釜じいの部屋に通じる横道に入ってゆきます。

瀕死の龍(=ハク)を見た釜じいは、「こりゃいかーん。 体の中で何か生命を食い荒らしとる。 強い魔法だ。」 と慌てます。





龍(=ハク)に、にが玉(ダンゴ)を食わす千

「ハク、これ川の神様がくれたおダンゴ。 きくかも知れない。 食べて。」 と千(=千尋)がニガ玉(ダンゴ)を、龍(=ハク)の口の中に押し込み、暴れる龍(=ハク)を抑えていると、なにやら黒い液体が龍(=ハク)の口の中から飛び出してきました。





千に踏みつぶされる、湯婆婆がハクの体に忍び込ませていた魔法の虫

これは、魔法の虫がついた銭婆の契約の印で、この虫はスワヒリたちの穴に逃げ込もうとしますが、スワヒリたちに追い払われ、逃げ場を失い、千(=千尋)に踏みつぶされてしまいます。  

すかさず、釜じいは、「エンガチョ」と叫び、千(=千尋)は人差し指と親指でわっかをつくり、「きった」と釜じいが千のエンガチョを切りました。

このエンガチョというのは、日本の昔からの風習で、汚いものや、ケガレたものに触れた時、第三者に縁(=円)を切ってもらうことにより、不浄なものから逃れられるというももです。  海外にも同じようなものはあります。





ハンコを銭婆(ぜにーば)に返しにゆく千

千はハエドリ、坊ネズミ、解毒されすっかりおとなしくなったカオナシを連れて、湯婆婆のところに列車で向かいます。 沼の底に列車が到着すると4人は下車し、ハエドリは坊ネズミの重さに耐えれなくなり地面に下ろし、肩で息をしていると、坊ネズミは自分の足で歩き、一本足の電灯の案内で、4人は森を抜けて銭婆の家に着きます。

千が、龍(=ハク)の体からでてきた契約印を銭婆に返そうとすると、「お前、これを持ってて何ともなかったのかい。 あれ、お守りのまじないが消えているね。」 と銭婆は不思議そうな顔をします。

「すみません、あのハンコについていた変な虫、あたしが踏み潰しちゃいました。」と千があやまると、銭婆は虫は湯婆婆がハクを操るために腹の中に忍び込ませた魔法の虫で、ハンコにはそれを持つものが死ぬように呪いをかけてあったと大笑いします。

→虫が呪いにかかってしまったわけですね。





髪留めの御守りを千にプレゼントする銭婆、ハエドリ、坊ネズミ、とカオナシ 

坊ネズミとハエドリがつむぎ車を回し、カオナシが糸を紡ぎ、その糸で銭婆が髪留めを編んでいます。 千が、お父さん、お母さん、ハクが心配だから、もう帰りたいと言うと、銭婆が 「もうちょっとお待ち、さあ、できたよ。 髪留めにお使い」 と皆でつくった髪留めを千にプレゼントしました。





ハクとの再会

その時、窓ガラスがガタガタと音を立てて揺れ、千が外にでると、そこには 白龍(=ハク) が立っていました。 銭婆が、「ハク、あなたのしたことはもうどがめません。 そのかわり、その子(千)をしっかり守るんだよ。 さあ、坊やたち、お帰りの時間だよ。」
また遊びにおいで。 」 というと、坊ネズミが銭婆にお別れのキスをします。

銭婆は、カオナシに 「お前はここにいな。 あたしの手助けをしておくれ。」 というと、カオナシはそれに従いました。

→カオナシは千が喜ぶと思って、砂金を出したり、ごちそうを食べさそうとしましたが、千からは 「いらない」 と断られてしまいましが、今回は、皆でつくった、心のこもった贈り物を、千は受け取ってくれました。  自己中心的なカオナシのような人には、相手を尊重し相手に喜ばれ、同時に、人からも大切される経験を積むことにより、思いやりの心が育つのです。






名前を思い出したハク

千が 「おばあちゃん、ありがおう。 私行くね。」 と言って銭婆に抱きつくと、「大丈夫、あんたならやりとげるよ。」 と銭婆から励まされ、「私の本当の名前は千尋」 と千は告げます。

「ちひろ・・・、いい名前だね。 自分の名前を大事にね。 さっ、おいき。」 と促され、「おばあちゃん、ありがとう。 さようなら」 と千は銭婆に別れを告げて、龍(ハク)の首にまたがり、空へと舞い上がります。


しばらくすると、幼い時、川に落ちた記憶がよみがえり、「ハク、聞いて。 お母さんから聞いたんで、自分では覚えていないんだけど、私、小さいとき、川に落ちたことがあるの。 その川は、もうマンションになって埋められちゃったんだって。 でも、今思い出したの。 その川の名は、・・・、その川はね、コハク川。」 と千が言ったとたんに、

龍のウロコがキラキラと、剥がれ落ち、ハクの姿に変わります。

「千尋、ありがとう。 私の本当の名前はニギハヤミコハクヌシだ。」 と告げると、「すごい名前。 神様みたい。」 と千尋。

「私も思い出した。 千尋が私の中に落ちた時のことを。 クツを拾おうとしたんだよ。
」 とハク。  「コハクが私を浅瀬に運んでくれたのね。 うれしい。」 と千尋は思い出し、大粒の涙をこぼしました。

自分の名前を取り戻したハクは、心に詰まっていたものがとれ、千尋と手をつないで大空を飛びました。 目つきがきつくなっていたハクは、いつしか、やさしい目つきに変わってゆきました。。




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この物語は、思春期前の少女の成長を描いたものです。 様々なキャラクターがでてきて、千尋は成長するのですが、ハクの存在については、今まで両親に依存し甘えったれで生きてきましたが、思春期を迎え、異性を意識し、両親以外に、自分を大事にしてくれる存在が現れる事を意味しています。 

そして親離れしてゆきます。  恋愛感情というものは、生物学的には、独り立ちし、親離れさせるためのものであるのかも知れません。


また、人は、ごもっともな事をいう人にではなく、自分を大事にしてくれる人についてゆくのです。

そして、自分も相手を大切にするようになります。 職場、学校、家庭でも同じです。 これがわかっていない先生が多いので、学校は荒れるのです。




いつも何度でも 作詞 - 覚和歌子 / 作曲・歌 - 木村弓
https://www.youtube.com/watch?v=pvUSry4BxbA
千と千尋の神隠し 千尋とハク
https://www.youtube.com/watch?v=j1YZ5bVNeDE



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タグ: 映画 音楽 アニメ

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