2005/10/8  

蝉丸、をあなたはご存知ですか。  寺社仏閣
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なぜか今年の夏突然、「蝉丸」、が気になりだしたんですよ。
皆さん知ってますよね、蝉丸。

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「これやこの 往くも帰るも別れては 知るも知らぬも逢坂の関」

ですね、小倉百人一首で。

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<一番京都側にある「蝉丸神社」です>

なぜか子供のころから僕は、百人一首では蝉丸が好き、というか気になってて、この句だけは覚えてたんですよねえ。坊主めくりってありますよね。絵札を裏向きにして、札を集めていく遊びですね。お姫さんが出たら3枚もらえるとか、坊主が出たら持ってる札を全部出さないといけないとかの、カードゲームですね。

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<この看板がなんかユニークだなあ。>

で、結構ルールは地方によって違いがあるんですけど、蝉丸って坊主なんですが、蝉丸が出たら自分以外の全員が札を出さないといけないとかで、なんか特別な札なんですよねえ。トランプで言うとJOKERっぽい感じですね。

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<一番大津側にある「関蝉丸神社」です。ここが一番手入れされてて多分秋の紅葉とかめっちゃ綺麗なんじゃないかと思います。路面電車っぽい京阪の大津線が前を走っていて、結構雰囲気良くて、鉄道マニアにも人気なんですよ、ここ。>
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で、なぜか急に蝉丸を思い出しまして、京都と滋賀県大津の県境にある「逢坂の関」へと、蝉丸詣でに出かけた訳なんです。

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この国道1号線のトラックがビュンビュンは知る「逢坂の関」に蝉丸に関する神社は「関蝉丸神社」「関蝉丸神社上社」「蝉丸神社」と3つもあって、実はその奥にある大谷という集落のさらに山奥には、「蝉丸神社奥宮」もあるらしいんです。

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<「関蝉丸神社上社」です。>
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で、この蝉丸さん、いろいろ調べてみますと、結構かわいそうなお方で、延喜帝(醍醐天皇)の第四皇子なんですが、幼少の頃から盲目だったらしく、この逢坂山に捨てられたんですね。でもめっちゃ琵琶が上手だったらしく、この逢坂の関を通る人たちに琵琶を弾いて魅了してたみたいなんです。昔の琵琶法師って、耳なし芳一の物語のように、かなりアンダーグラウンドなミュージシャンって感じですね。夜更けに、ベンベンって奏でて、いかがわしいオーディエンスを集めて、音楽やってたんでしょうね。

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<石段の上から国道を見る図、です。下は国道一号線。車ビュンビュン走ってますよ>

それって、なんか今のクラブミュージックにちょっと近いものがあるかなあとか、思ったりするんですよねえ。

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<歩道がなくて、ここまでたどり着くまで車に当たりそうで、怖いんですよぉ>

あと、シィィィ〜ミィィィイィンミィィィイィンっていう蝉の鳴き声って、かなりの自然なアンビエントミュージックな訳で、この蝉丸詣での夏の日も、ここ逢坂山は蝉の鳴き声が充満しており、暑さも重なって、気持ちの良い、若干サイケな感覚に陥ったのでありました。

蝉のアンビエントをバックに、蝉丸さんの奏でる琵琶の音ってのは、今で言うところの究極のアンビエントミュージック、だったのかも、とか思い、自分もエレクトロニックを使ってですが、アンビエントミュージックを作り、最近はお寺とかで奏でたりしてるので、なんか自分と照らし合わせて、グっとキてる今日この頃であります。

まあ、それにしてもこの逢坂山、国道1号線を車がめちゃめちゃ飛ばしまくるところなので、人も全然来てなくて、関蝉丸神社上社なんかは、車道の向かい側しか歩道がなくて、結構たどり着くまで怖かったです(笑)。現代の秘境ですねこれは。他の2つも地元の人が時々お参りに来てるぐらいで、いい感じで鄙びてますよ。

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<近くにある有名な老舗うなぎ屋「かねよ」があります。昔の京都人はここまでうなぎを食いに来てたらしい。かなり旨いらしい。行ってみたいぃ。>
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でもこういう一部では有名だけど、そんなみんな話題にしてない歴史上のところって、それこそある時NHKの大河ドラマとかでやった暁には、話題になってドーっと人が押し寄せるようになるんでしょうねえ。晴明神社なんてまさにそんな感じでしたからね。

皆さんも是非、蝉丸神社詣で、どうですか。ではでは。


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