税金の使い方・とり方を正して、消費税を廃止しましょう。
私たち有権者が、政治をしっかりと監視しましょう!
「消費税トピックス」「がんばってます 草の根の会」
2007/2/16
「石原都知事 税金飲食1615万円」が話題となる中、消費税をなくす東京の会は、2月11日、第3回目となる「税金のムダ遣いウオッチングバスツアー」を行いました。
石原知事は、2016年のオリンピックを東京に招致して、これをテコに臨海部開発の失敗を埋め合わせしようとしています。また、大企業が使いやすい首都にしようと高速道路の開発も急いでいます。
今回は、都知事選挙が近いと言うことで、都民要求全都連絡会と共催で行い、大橋ジャンクション→臨海部とオリンピック予定地→トウキョウワンダーサイトなどを、53人が見学しました。
巨大ジャンクション830億円
大橋ジャンクションは、新宿線と東名道につながる高速道を結ぶもので、住宅地のん中に国立競技場を一回りも大きくした巨大なドーム型です。この建設費は、およそ830億円!の説明に、驚きの声があがりました。
決まっていない「東京オリンピック」に大看板
オリンピック予定地には、あたかもオリンピックが東京で開くことがきまったかのように「2016年東京オリンピックスタジアム予定地」「同選手村予定地」と記した大看板が立てられていました。
「オリンピック招致の裏に、臨海部開発の失敗の埋め合わせの魂胆があるとは知らなかった」「IOCがまだ開催を決めていないのに、あたかもオリンピックが東京に決まったかのような看板を税金を使って行うなんて、都知事選を前にした売名行為だ!そんなお金があるなら、都民の暮らしにまわすべき」の声が次々。
これぞ税の私物化だ!
ワンダーサイトの入り口と2階の窓には知事四男のステンドグラスが使われていました。渋谷も本郷も作品の展示施設でありながら、周辺に案内板もなく、4男など関係者に多額の補助金(昨年度は4億7千万円)を交付するためのアリバイの印象!
「他の美術館は助成削減の一途なのに、親族が関係するワンダーサイトには昨年5億円に近い補助金なんて、これぞ税の私物化だ」と参加者は怒り心頭に!
こんなおかしな税金の使い方、私物化をしておいて、“財政が大変”と都民には負担をおしつけるて、どう考えてもおかしな話です。
知らないとどんどんだまされてしまいます。
それが一番怖いです。
百聞は一見にしかず! 有権者がしっかりと税金の使い方・とり方を監視しなければ!を実感した一日でした。

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