アイドル系J−POPからお気に入りの雑貨まで、なんでもありです♪
2006/3/8
80年代にアイドル系J-POPへ深く傾倒した者(僕もそうです)にとって、90年代の「アイドル冬の時代」の到来は、何かいきなり梯子を外されたみたいで、逃げ場を失い、居心地の悪さを強く感じたはず。ハロプロなんてガキの使いに過ぎないし。90年代に混迷・低迷したアイドル系J-POP・・・今思えば、それを継承したのはアイドル系声優だったのですね。
こちらは、田村ゆかりと堀江由衣のユニット「やまとなでしこ」のマキシシングル。なかなか愛らしくて元気が出る歌をPOPに歌い上げております。
僕はもっと早く気づくべきだった・・・。まさか声優がアイドルになっていたとは思わずにいたからね。僕は第2次声優ブームの時代(80〜90年代初頭)に遅ればせの青春時代を送った者だからなぁ・・・。それで「このやまとなでしこ」のたぶん1stシングルなのですが、なかなか良い出来です。歌唱力にもまったく問題なし。僕は2曲目の「Spring,Spring,Spring」が好きです。二人の絶妙のハーモニーを堪能できますよ。アレンジは岩本正樹氏。

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2006/3/5
久々に良質のJ−POPに出会った感じです。airaの2ndマキシシングル「天使」。類まれなるハイトーンボイス。ジャケットもかっこいい!!
クオリティの高いJ−POPも脈々と生き続けているのですね。このマキシを聴いて確証しました。それにしても聴くものの魂を揺さぶり、浄化させてくれるような彼女の歌。曲、アレンジも申し分ありません。2ndシングル「天使」でのストリングスのスケールの大きな編曲、そして彼女の澄んでいるけれどパワフルなボーカルが印象的ですね。
そして注目したいのは「天使」の歌詞。天使はどこへ行ってしまったのだろう・・・大人になったら見失ってしまった。いや、それでも天使はここにいる。見えなくなったのは大人になったからではない。水のように光のように素直になったら見える・・・。
この「天使」の英語バージョン「POWER TO MAKE ME LOVEMYSELF」も、パーフェクトと言えるでしょう。3曲目の「HEART」もいい感じです。ブラスを起用した若干ドライな曲の外観とは裏腹に、彼女の卓越した歌唱力と流れ出る奥の深い歌詞がハートにジーンと染み渡ります。作詞は沢ちひろさんだそうで、懐かしいお名前を見て嬉しくなったのでした。

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2006/3/2
まさかいまでも手に入るとは思わなかった。CD、しかも新品で・・・「CD選書」ではあるけれど。1980年リリースの松田聖子の1stアルバムSQUALL。
いまでもすべての曲を憶えている。流れ出す懐かしい曲の数々に、思わず涙。捨て曲がひとつもない。作曲はすべて小田祐一郎氏。貢献度は極めて高いです。作詞はすべて三浦徳子さん。いま思えば古きよき時代ですね。
1stアルバムでありながら、これは名盤と言えるでしょう。当時は彼女へ対する嫉妬とも言える批判が相次ぎました。「可愛い子ぶってる」とか「歌が下手」だとか。後者については実に的外れ・・・1stアルバムでありながら、なかなかの歌唱力です。
いま思えば、当時買ったLPも取っておけばよかった・・・。当時のお小遣いが4000円。LPの値段は2800円。LPを買うのにも勇気が要りました。バイトができるような年齢でもなかったし・・・。それで、お気に入りの曲は3曲目の「SQUALL」、1stシングルともなった5曲目の「裸足の季節」、アルバム最後のトロピカルファンタジー「潮騒」。この3つの曲のすべてが大村雅朗氏によるものだと思っていましたが、「裸足の季節」のアレンジは信田かずお氏によるもの。アレンジの面でも80年代アイドルブームの幕開けを告げるような画期的なアルバムでしたね。僕はアルバム最後の「潮騒」が大好きです、スーッと自然に眠りに入れるような心地よさがこの曲にはあります。

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2006/3/1
キタキマユの4thシングルがやっと手に入りました・・・中古で(笑)。田舎だからなかなか欲しいCDが手に入らないんだよね・・・。でも都会よりはお値段は抑えてあります。唯一の救いかな・・・。それで、キタキマユの4thシングル「Love & Piece」なんだけど・・・。
めちゃめちゃいい!感動もの!メロディーもしっかりしてるし、POPなキュートさがある。これが「歌」と言うものでしょう。ねぇ。メロディはやっぱり心地よく流れないと・・・。最近は本当に可愛げのない、取り澄ました音楽が多いから、彼女はそういった現実にしっかり風穴をあけています。彼女も偉いし、プロデューサーも偉いと思います。
C/Wの「ユー・メイ・ドリーム」はシーナ&ロケットの往年のヒット曲のカバーなんだけど、ここまで曲を弄(いじ)ると、聴いていて非常なる新鮮さをかえって感じ取ることができますね。好感度も抜群!こういうJ−POPがもっと世に出ないとだめですね。それでスマッシュ・ヒットした5thシングル「ナカナイデ」が欲しくて、あちこち探しているんだけど、見つからない・・・。新品でもいいと思ったけど、メーカーでも在庫を切らしているらしい・・・オークションに出品されるのを待つしかないかな・・・。

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2006/2/28
巷では評判のいい、元「ユニット名未定」だった「Springs」の3rdシングル。このシングルでようやくユニット名が決まったとのこと・・・。で、内容はと言えば・・・
何かこう新鮮なものを期待していたのだが・・・残念ながら90年代半ば〜00年代の紋切り型のアイドルユニット系J−POP(ダンス系でないのだけは救い・・・)。がっかり。21世紀なんだから、もっと新たな戦略でPOPに弾けなあきません。それにロリコンの趣味がないから、このユニット自体に、まあ何と言うかこう「ピン」と来るものがないのも事実(笑)・・・またしても、ま・た・し・て・も期待はずれでした・・・ふぅ。
ただね、「ユニット名未定」時代の2ndシングルの「DOWN TOWN」にはちょっぴり興味がある。だって山下達郎がいたシュガーベイブの名曲ですよ!それをどれぐらい弄(いじ)って、自分たちのものにしているのか、これは面白いかもしれませんね。あ、そうですね。「DOWN TOWN」はEPOもカバーしてますね。

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2006/2/27
アイドル王国のポニー・キャニオンだから安心して買ったよ・・・中古だけど。1曲目は良質のJ−R&Bだと思ったよ。問題はリミックスの後の3曲目・・・流れ出すオトコのだみ声ラップには辟易とした・・・。
MIHOのデビューマキシシングル「LIFE」。アルバムタイトルとなった「Life」は、なかなかハートを揺さぶる、アダルトテイストのR&B。「おお、これはいいかも」と喜んだのも束の間。2曲目のリミックスの後の3曲目「DEAR PLACE」・・・。野郎のだみ声ラップが延々と続く。まあR&Bもブラックミュージックの影響下にあるとしても、なんで右ならえでブラックコンテンポラリーを意識するかね・・・。
そもそも日本人の音楽的な嗜好とブラックミュージックは相容れないものがあると思う。それが一部のならず者ティーンエイジャーに迎合して、ミュージックシーンはラップにHIP HOPの狂喜乱舞。これではCDが売れない時代になっても仕方がないと思うのは僕だけだろうか・・・。もうラップやHIP HOPにはげんなり・・・。
そんなわけで、MIHOのマキシは危険物のごみ収集日に捨てることにしました。まあこれも妥当な選択さ・・・。

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2006/2/15
素晴らしい。はじけるようにPOPだ!歌心が満載だ!手に入りました、BON−BON BLANCOの8thマキシシングル「LA LA 口笛吹いて行こう」。
こういうユニットがもっと世に出なければならない・・・と思うのです。何でもかんでもがダンスビートやブラコンを意識した、紋切り型で退屈な、右にならえの昨今のミュージックシーンに、彼女たちはしっかりと風穴をあけています。ブラボー!BON−BON BLANCO!!
「いまさら何ぬかしとんねん!」とお思いのファンの方もいらっしゃると思いますが、ズバリ!惚れました。こうなればぜひフルアルバムを、何が何でも手に入れたいものです。
これはCDに封入されていたトレーディングカード。全3種類だそうです。実はこのCD、近所のCDショップで100円(税込)で売られていたのです。もちろん新品未開封でした。ラッキー!

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2006/2/14
女性4人からなるバンド、THE☆SCANTY。恥ずかしいネーミングのバンドだな・・・。うーむ、良さがよくわからない・・・。ネットのレビューとか読むと、「女の子による女の子のためのバンド」(だったかなー?)だそうだけど・・・厳しい言い方になってしまうが・・・「陳腐」です。
こちらはマキシシングル、「I LOVE U」。テレビ東京系のアニメ「満月(フルムーン)を探して」のテーマソングだったそうです(僕は見てなかった)。
「女の子による女の子のためのバンド」であるならば、もっとよい意味でのgirlyな斬新さが欲しいところ。まあ、歌詞はある程度評価できるとしても、サウンドが紋切り型・・・。こういう音楽を女の子は求めているのだろうか・・・わしにはようわからん・・・。終わり!
アニメの方は面白かったのだろうか・・・。

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2006/2/13
出会ってしまった・・・。衝撃の女性デュオ「dicot」。この衝撃はいったい何なんだろう・・・。聴けば聴くほど、彼女たちの描く独特な歌の世界へとはまり込んでゆく・・・。
こちらはdicotの1stシングル「ア★イ★ツ」
彼女たちの歌う世界は、夢物語などではなくて、日常の延長線上にある。それなのに手垢にまみれておらず、生き生きとした世界を描いている。不思議だ・・・それにも増して魅力的なものだ。
とにかく歌詞もサウンドも斬新なんだけど、どこか懐かしく、しかもJ−POPという枠には収まりきれない起爆力を持っている。おそるべしdicot。ふたりのハーモニーも二重丸!もう既に解散しているとのことだけど、マキシシングルに残された彼女たちの軌跡をたどってみるのも面白いかもしれない。

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2006/2/7
いやー、思いっきしコケました。OVA「With You〜みつめていたい〜」のCD、第3弾「イメージソング」・・・。「VOL.1」と「VOL.2」の出来が思いのほか良かっただけに、3枚目のこのCD、期待していたのだが・・・。
この3枚目の「イメージソング」は、アイドルと言っても良い(実際には声優さんなのかな?)可愛らしい女性4人からなるコーラスユニットで、めちゃくちゃ期待していたのだけど・・・。ユニットの名前はTies(タイズ)。いや皆さん見事なオ○チぶりで、素っ頓狂なソロパートには飲んでいたコーヒーを思わず噴出しそうになってしまった。曲もアレンジも良いだけに、残念です。
後味が悪いけど、これにて「With You〜みつめていたい〜」のネタは終了です。「VOL.1」と「VOL.2」に関していえば、内容はなかなかいいですね。この2枚については、マニアックだけど、それなりにお薦めすることはできます。

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