『麗江』(1)
昆明から、早朝の便で麗江に飛びました。昆明より北の方角にあり飛行時間は40分ぐらいですから、大阪―東京ぐらいかなと思います。麗江の空港ターミナルは昨年新しく完成したそうで、床などピカピカでした。麗江の街は、テレビでよく放映されるので大体のことは知っていました。
この日は、玉龍雪山(5590m)の山の状況が悪く(強風など)展望台への観光を明日に振り替えました。
それでまず玉泉公園とトンパ文化博物館に行きました。
公園にかかる橋の向こうによい天気には玉龍雪山が見えるらしいのですが、あいにく雲がかかって姿を見せてくれませんでした。それで旅行会社からいただいていたパンフレットから写真をコピーしました。確かに公園の向こうに玉龍雪山が見える風景はいいですね。
私は、敷石に興味があり「不思議な岩石だなー」と見つめながら歩いていると、地元のガイドさんが「五花石というのですよ」と教えてくれました。それ以上の説明はありませんでしたが、おそらく石灰岩や大理石などが地殻変動の際に粉々に割れて、それらが礫となって固まった岩石で、角礫岩なのです。表面を磨いて椅子にした石があったので写真に撮っておきました。色や模様がとても美しい石です。この礫岩は麗江の街の敷石を中心にたくさん使われていました。
※ 写真@ 麗江空港
A 玉龍雪山を背景に玉泉公園
B 大理石などの角礫が固まった岩石 磨かれると色とりどりの石が浮かび上がり 美しい。それで「五花石」と呼ばれているのでしょう。


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