状況は流動的です。こういった時、どうやって情報を集め、分析し、行動に反映させるかを少し公開します。
実は、4年前に同じような作業をしたことがあるのを思い出しました。スマトラ沖地震の津波の時です。僕は北部タイのパッカードという村にいて、2日前に起こった津波について知りました。その後、自分がどう行動すべきか判断する為、インターネットで情報収集をして、その後、タイ水上警察の事務所を訪れアドバイスを得ました。
まずは、日本語でタイの情報が一番早く得られるのはこちら。バンコク週報という日本語新聞のサイトです。
http://www.bangkokshuho.com/
読売新聞のサイトも情報が早く、重宝したと記憶しています。
http://www.yomiuri.co.jp/index.htm
さらに正確で、早い情報を得るにはバンコクにある英字新聞のサイト、ネイションへ。
http://www.nationmultimedia.com/
すでに日本で得られる情報より早いものが掲載されていますね。閣僚会議がチェンマイで行われている事。スワンナープ空港職員の車が駐車場から消えているので、強制排除が近いのでは?12月中旬のアセアン会議の延期の検討などについても触れられています。
一番良いのは、現地のテレビの情報です。最も早い情報を得られます。当時僕はテレビを見て50%ぐらい、言っている内容を理解できたので、大変重宝しました。状況の変化を敏感に捉える事ができました。
現状から、首相が強権を振るえば2-3日でPADの強制排除が行われるかも。この時、流血は避けられないでしょう。逆に首相が弱気になり、辞任、下院の解散を宣言する可能性もありです。よって勝負はこの数日。別のケースとして状況が膠着すれば、ズルズル行ってしまうでしょう。ズルズル行った場合、遠征は中止しなければならないでしょう。
後述(pm21:21)
ネイションのHPにスワンナープ空港とドムアン空港に対して非常事態が宣言されたと。首相の権限で軍と警察を使って、集会の禁止、排除ができる状態になったようです。同時に軍部のクーデターの可能性も高まっていると報道されています。

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