
鳥のさえずりで目覚めました。8-10mの南西の風が吹き、海面はざわざわしています。明日、風が落ちたらサーフィンのチャンスありか?
10羽のミズナギドリが漂着していました。身体をカラスやトビに傷つけられたものもあります。写真の一羽はまだ足がヒクヒク動いてました。目にはしっかり光があります。ですが、もう体温が落ち、飛ぶことができません。何千キロもの旅の途中ですが、多くのミズナギドリはその命を落とします。餌を獲れない、食べれなくなった鳥から体力を消耗し、死んでいきます。そして、その死骸は海辺の生物の食料となるのです。
自然の営みは時に厳しい。ですがミズナギドリの訪れは、シカトロシーズンの開幕のサインでもあります。シーカヤックにとって、楽しいときの始まりです。
生
命は機械ではない 生命は流れだ ルドルフ・シェーンハイマー

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