写真 姫野さんのHPより拝借
葉山での座学講習、終了しました。年末の忙しい中、多くの人に集まってもらい感謝です。また、パフさんありがとうございました。
ナビゲーションと今まで自分が行ってきた遠征の話しをしました。僕はひとつの遠征が終わると、やったことへの興味を一気に失い、気持が次の方向に向いてしまいます。今回、もう一度後ろに振り向いて、自分の航跡を見直す機会になりました。過去5年のシーカヤック遠征は自分自身の成長の記録そのものでした。
今回来れなかった人もいます。また参加者の人にもうまく伝わったか自信がないところもあります。ですので、簡単な記録をここに残しておこうと思います。
ナビゲーション→自分の位置を推定し、目的地に達する為に最も合理的な進行方向(進入角度)、速度を決めるための技術。
トラディショナルナビゲーション→チャート、コンパスワーク、交差方位法 etc。確立していてほぼ不変。Foundamental of kayak navigation/ David・Burch
モダンナビゲーション GPSを中心に発展中。派生商品(GPS携帯、SPOT etc)も出てきてる。
先鋭的な航海パドラー
八幡暁さん
http://www.churanesia.jp/
シーカヤック界のプリンス。世界屈指のパドラー(と僕は思ってる)。メディアや媒体に露出することが多いのでチェック!書いた文章が痺れるので10回は読み直そう!
バイブ・リチャードさん
http://www.vibromama.blogspot.com/
カナダ出身のマルチプレーヤー。クライミング、シュノーケリング、MTB、シーカヤック、最近はパラグライダー。高いコンピューター技術と科学的潮流理解を武器に、新しいモダンナビゲーションの世界を構築してる。僕のGPSの先生。
塩島さん
http://kamwy.blogzine.jp/kayak/
この地区のレジェンドだ!
この5年のシーカヤッキングで学んだこと。
1、カヤックのエンジンはパドラーの身体だけ。補助エンジンも動力エンジンもついてない。唯一のエンジンがエンストして、再起動できなければサヨウナラ。カヤックのエンジン(自分自身とフィジカルな部分)について真剣に考えてみよう。
2、フォワードストローク。シーカヤックはフォワードストロークに始まり、フォワードストロークに終わる。フォワードストロークに普遍的答えはない。まずは12時間連続で漕げる自分なりのものを考え、確立しよう。これがロングツーリングのパドリングだ。次は24時間連続漕げるフォワードストロークだ。これは生き残るための(サバイバル)パドリングだし、おそらくあなたの探し求めていた答えだ!かっこ悪くたったていいのだ、それがあなたのフォワードストロークなのだから・・。
3、10のうち3だけ押さえて、7は「いいかげん」でいい。
後は、過去の遠征の話しをしました。シーカヤックは漕ぎ方によってタフになれます。強くなれるのです。また、進むべき方向ややるべきことをひらめいたり、発想しやすくなります。さあ、来年、自分の旅に漕ぎ出してください。シーカヤックはあなたに挑戦を提供してくれます。

0