旅は生まれたときから好きです。子供の時、自転車でいろいろなところにツーリングした時のワクワク感、今でも思い返すことがあります。
大人になって、海外にも気軽に行けるようになりました。もともと人間好きで、その営みに興味津々。いいなと思った物はどんどん自分の生活に取り入れるのも楽しいです。
タイに滞在した2週間、2食だけ日本料理を食べましたが、あとは全て地元料理。そう、旅の楽しみの1つ目にあげられるのは、ローカルの料理です。料理もその地の文化です。

バンコクの定宿に泊まる時は、決まってサワンおばさんの屋台で食べることに決めています。

基本、ぶっ掛けご飯なのですが、種類が多いのし、内容は毎日少しずつ変わります。そしてなるべく色々食べれるように、毎日違う物を注文します。日の出と同時に開店。僕は、朝早いのでいつも一番目の客。ここで20バーツ(約50円)の一皿をサックと食べて、その後ホテルのラウンジでコーヒーを飲む(80バーツ)。これが朝の定番。

これはゲーンキアオワーン、日本ではグリーンカレーで知られています。日本でもタイ料理ファンは家でペーストを使って作るのではないでしょうか?トムヤンクンの次に有名なタイ料理でしょう。

宗教で料理も変わってきます。イスラム教は独自の食事や生活習慣、規律があります。食事は月と星のマークのある店でしか食事をしません。見分けるのは簡単で、店員が女性ならスカーフを、男性ならイスラム帽をかぶってます。食事はタイ料理抜きらべ、ぐっと地味です。豚肉は食べません。酒も飲みません、表面上は。イスラム教が国教のマレーシア、ベラボーに酒が高い。タイの3−4倍の印象。そして飲酒できるのは異教徒のみ。ですが、人間どこも一緒。酒飲みはいる。マレーシア人の男どもは国境を超え、タイで時々ランチキしてるようです。上の写真は、イスラム風クレープと言われるロティと鶏肉カレーです。脂はけっこう使い、お腹にたまる料理という印象があります。
失
敗も含め、経験からしかえられないことはたくさんある。 山口絵理子

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