
10:00に逗子集合。ヒデさんは、葉山から漕いでやってきました。シカトロをしながら漕いでたそうですが、ヒコーキ(シカトロの牽引道具)をヨットに引っ掛けられロストしたと、ちょっと凹んでいました。HirocoowさんとTakeseさん、僕は逗子から出発。この日のためにR40の姫野さんからシーカヤックを借りました。
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エキスプローラーです。3日乗って、いろいろ気が付くところがありました。自分でも、このカヤックは全力を傾けて乗っていました。この一年、他のカヤックに乗っていて、久しぶりにまた乗ると、違った視点から気が付くところも多く、収穫が多かったです。例えば、スケックの使い方ですが、これってとっても使いこなすのが難しいですね。小慣れるのに熟練を要すると感じました。もしかすると、スケック艇オーナーでも、スケックの使い方がよく分からないという人もいるのでは?と気が付きました。本当の意味でスケックを使いこなせる人は、けっして多くないのではと思いました。
しばらくすると、Hirocowさんが、「あれ、ヒデさんのヒコーキじゃない?」と海面を指差します。スーと漕ぎ寄せて拾ってみると、そうでした。海での失せ物を見つけられるなんてめったにないことです。そして、その先の糸を引き寄せてみると・・。ソーダガツオがかかってました。海の神様からの贈り物です。きっとヒデさんは、普段からよい行いをしている人に違いありません。これは軌跡、じゃなかった奇跡です。

キャンプサイトで一試練です。湘南野営同盟方式のキャンプでしたので、新人さんは先輩から火起こし指導を受けます。雨の後で、ただでさえ、焚き火を作りづらい。でも、創意工夫の精神で、立派な焚き火が出来ました。何事もそうですが練習、練習。誰でも数をこなせば上手になります。我々のキャンプでは炊事と暖は焚き火に依存します。それだけに焚き火が上手に出来るかできないかは、キャンプ及び野営自体の質に直結します。

ヒデさんが釣った魚です。立派じゃないですか。でも、口の悪い人に「仕掛け漁」だとか、「延縄」とか言われてました。ですが、負け惜しみです。シカトロにおいて、どんな泥臭い手でも、とっぴなことをやっても釣った者勝ちです。むしろどうでしょう、シカトロの新しい可能性を開いたかもしれません。また、新しい疑問も浮かびます。「引っ張らないでも釣れる?」と。新しい探求のきっかけになる出来事だったかもしれません。
認
めることが始まり。 jogo

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