1997年、サーフカヤックと出会いました。風を切っていくスピード感。一発で虜になりました。最初の1年、幸運にもシーカヤッカーの柴田さんと一緒にサーフィンしてました。近所に住んでいたので。海やカヤックの事を教わった気がします。反面、シーカヤッカーの体力、知識の深さ、海への接し方に圧倒され、その後シーカヤックを付き合いで乗ることはあっても、僕がシーカヤッカーになることはなかった。その後、レインドックの野川さんとも知り合うのですが、やはり圧倒され仰け反り、自分はシーカヤッカーにはなれないと思い込んでしまった節があります。 勝手に3人目の師匠は柴田さん。
2002年、国内のカヤックメーカーの社長さんがサーフカヤックを開発しているので話がしたいと九州から来てくれました。ウオーターフィールド社の水野さんです。この頃、サーフカヤックの勃興期で、いく人もの人が来てくれ話をしましたが、一番ピンと来たのが水野さんでした。その後、開発されるサーフカヤックを2006年まで受け取り続け、テスターのようなことをやらしてもらいました。アポロ1、アポロ3、アポロ4、アポロS、ミニ、アポロ5、アポロJ、ワープ、SL、SS、SSB、アポロ7。12艇のテストに関わりました。これだけ濃厚におつき合いさせてもらったメーカはWF社だけです。
2004年、佐賀県でサーフカヤックのミーティングが行われました。「アポロミーティング」、水野さんに招待してもらいました。ここで、また、自分にとって大きな出会いが起こりました。
4人目の師匠は水野さんと言っていいでしょう。いつも温かく見守ってくれていると感じています。

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