すでに気がついている人は気がついてると思いますが、今年の天気予報はよく外れます。今まで精度が高いとか、シーカヤッカー向きだと言われ信頼されていた気象サイトなどの情報精度がかなり低くなってる。簡単に言うと外れることが多い。
なぜかというと、気象予報は過去のデータをスーパーコンピューターで解析してそこからえられる物を使ってるに過ぎない。ところが、過去と現在、変化が大きすぎる状況で過去データーが役に立たなっているのが現状です。
僕も毎日ある程度の海況予想をしてるのですが、予想の根拠となる今までの経験や情報源の質が落ちていて、結構外しています。
台風が2つ、または3つしかも毎回セットで来る。こんなこと過去になかったし、10年以上前は、爆弾低気圧とか双子低気圧なんて無かったと思う。
直接の原因は、やはり地球の温暖化の影響でしょう。だから仕方ないと受け入れるか、それとも何か考え行動を起こすか。やはりエネルギー問題とその消費については、生きていく以上ずっとついてくる課題かなと。原発に反対する人は多いけど、家の照明を全てLEDに換えたり、屋根に太陽光発電パネルを乗せる人は少ない。安保法制に反対という人は多いけど、実際にその法案に目を通した人はどのくらいいるのだろうか?。
周囲の事柄に引きずられないで、物の本質を見抜く目を磨いておきたい。シーカヤックやアウトドアスポーツはこういうことに通じ、役立つし、良い練習になると思う。間違った情報や認識、誤った行動によって、シーカヤックなんて簡単に命を危険にさらすことになるし、下手すると命取られちゃう。「間違い」はその場その場で正したり修正する。情報も核心部に手を突っ込み引っ張り出せる仕組みを絶えず持っておくし、メンテナンスしておく。そのためには相当の努力が必要。努力を惜しんでる人が多すぎ。
小
さな違いを積み重ねていくことが、長い目で見た時には一番結果につながる。 羽生善治

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