5月22日から始まった第9回目のシカトロシーズンも昨日、12月25日をもって閉幕しました。7ヶ月に渡って熱く、そしてエキサイトな時間もしばしお別れです。
まだ正確な集計はしていないのですが、シカトロ出撃と陸っぱりナイトフィッシング、SUPフィッシングを合わせると150回前後の出撃、釣った魚は450匹前後になると思います。
今シーズンの特徴は、今まで釣ったことない魚種、またはサイズなど、質の高い新しい魚を釣り上げることに成功したこと。尖った釣りをしていたように思います。
反面、例年バカバカ釣れていた、サバやイナダ、ソウダガツオがそんなに数が延びなかったという印象があります。そのため、今シーズンからシカトロを始めた人にはちょっと厳しいシーズンだったかも知れません。ですが、厳しいからこそみんなの努力が結集されたり、イノベーションが起こったりします。これがまたシカトロの発展を助け、より僕たちを高みに引っ張りあげてくれました。
シカトロは、表層の魚を狙う釣りと当然のごとく考えられていました。ですので、過去8年間の歴史の中で、一匹ともヒラメ、マゴチといった底物の魚が釣れたことはありませんでしたし、それで当然と考えられていました。ここに突破口が開けました。切っ掛けは魚群探知機の導入です。確かに今年は魚が釣れづらかった。そこで、魚探を使う人が出始めイノベーションが起こりました。底物の魚は魚探に映りませんが、水深と海底の構造は分かります。得られた情報から、ルアーを上手に潜らせ底物へのアプローチの方法が確立しました。画期的なことです。
積極的にバーチカルな釣り、ジギングも試され、新しい世界が開拓されました。そのため、太刀魚祭りや、水深40m近くから魚を引っこ抜く釣りも果敢に挑戦されました。成功する時と釣れない時の落差は大きく、まだ荒削りですが、新しい可能性を強く感じます。
僕個人で始めたことですが、陸っぱりナイトフィッシング、これで一気にシーバス釣果を延ばすことが出来ました。早朝に目覚めてしまい、am3:00にナイトパドリングをしに海へ。この時陸っぱりで釣りをしている人がいて、いい釣果を出していた。これをヒントに「陸っぱりナイトフィッシング」を初めました。最初からいい結果が出て、冬の楽しみとして定着しそうです。
シカトローダービーも、これをもって閉幕です。シカトロ部門、ジギング部門、それぞれのチャンプは誰がなるんだろう?。結果発表は1月10日(日)、ZCC新年会の席上で!。
わ
れわれは今過渡期にいる。 マイケル・ルイス

1