最近、僕が子どもの頃や青年期に起こっていた事件や事柄の「実際のところ」とか「本当はどうだったか」という事や、新しい証言がテレビで良く報道されている。NHKやBSの労作番組は注目に値する。時が経ち報道しやすくなった事や、墓まで持って行かないで証言しようという人が出始めている時期なのかもしれない。そう、情報も出やすく、みんなが語りやすい世界になったのなら、それは歓迎しようじゃないですか。
冷戦の終結や核の存在、隣の中国での文化大革命や現在の経済。日本ではロッキード事件の真相などでるはでるは。よく分からなかったうやむやだった事がはっきりしてきている。一つ一つ自分で考え、評価しておきたい。
僕が子どもの頃、いわゆるインテリの人の間で文化大革命は評価高かったと記憶しています。小学校の先生達はよく赤い旗を持ってストライキをしていました。無邪気に授業がなくなって喜んでいましたが、あまりに先見性のない人達がリーダーだと未来は不幸になります。
中国の建国から文化大革命にかけて、中国にはシンパの外国人100人、家族を含めると400人が暮らしていたそうです。もう親の世代は死んでいませんが、子どもの世代は「レッドチルドレン」と言われ、現存しています。良くも悪くも中国の影響を強く受けています。親の選択が、子どもの強烈な影響を与えてしまう事は避けられません。親の責任とは何か、考えさせられてしまいます。
今後どのような世界がやってくるか、予測はかなり難しいです。ただ、このまま経済の成長と膨張、グローバル化が進むとは思えないのです。我々人類70億人は地球というお皿の上に乗っています。そろそろ人類の重みでお皿が割れたりひびが入ってきてる気がします。数十年すると、世界人口は90億人になると推計されています。もう皿の端っこから人がぽろぽろ落ちそうです。
歴史に学び、最善の道を自分で見つけ進んで行かないといけないでしょう。誤った選択や決断は命取りになったり、以前は取り返しがついても、もうそれが許されない世の中になるでしょう。見極める目を常に磨いて備えなければなりません。
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うときは心に言うんだ頼るものは何もないんだ。 アンパンマン

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