5月14日の事例分析「そこから見えたもの」ですが、会場に大きなスペースの場所を借りれたので、もう少し参加者(2−3人)を追加募集します。
20例の海でのカヤックまたはカヌーの死亡事故を分析、そこから傾向や共通点を読み取り、対策を考えていきます。地雷原があるとして、その地雷をどうやったら踏まないで済むようにできるか、地雷の信管を破裂させずにどう抜くか。具体的な方法は実はあります(ありました)。僕もこの作業を通じて初めて知ったり、認識したことも何点かあります。
まず、ライフジャケットを着けていない人がいるということを知りました。20件の事故のうち3件でみられています。その内2件は釣りを目的としたパドリング中に起こっています。フィッシングカヤッカーで、ライフジャケットを着けていない人が時々いると聞いていましたが、本当にいるんだと、ビックリしています。また、明らかに間違った知識から、その季節や時期、水温や気温にそぐわないウエアを着ている人がみられます。なぜこうなってしまうのか、教育の欠陥や、本人の勉強不足があるかもしれません。
シンプルに言うと「安全管理」に尽きると思いました。安全管理が失敗や破綻、または貧弱なために死亡事故は起こっています。いや、最初っから安全管理の「あ」の字もない人が、いるということも今回の解析で分かりました。
解析から分かったことは、今年もシーカヤックの死亡事故は起こること。そしてそれは続くこと。残念ながらそれは減らないことでした。海のパドルイングがOC、フィッシング、SUPと多様化する中で、事故は増えこそすれ、なくなることはないでしょう。
ここからは上げようかと思います。事故はなくなりませんが、減らすことはできます。それもこの解析から分かった明るい希望です。ただ、分かったことを実際に具体的に行動に移せた場合のみしか結果は出ないでしょう。でも問題ははっきりしているので、対策を実行すれば減らすことは高い確率でできそうです。
「カヤックを楽しむこと」と「安全管理」は車の両輪です。楽しむことばかりに重点を置いた今までのやり方は誤りです。楽しみ方と同時に、安全管理の仕方もセットで伝えていく。これが答えだと思います。問題は誰がどうやって伝えていくか。伝え手が誰なのか。それは、言うまでもなく、これを読んでいるあなたです。
6月11日(日)14:00-、ZCC艇庫近くの古民家にて。場所が分かりづらいので13:45なぎさ橋よこレットロブスター前に集合。そこから少し歩きます。参加費3000円。問い合わせは、 vzc00573@yahoo.co.jp まで。
4月29日(土)-30日(日)三浦キャンプツアー (中止)
5月2日(火)-4日(木)三浦半島キャンプツアー
5月7日(日)14:00-事例研究「近くて遠い岸」 残席1
5月13日-14日 豚オフ
5月14日(日)14:00- 事故事例集計(事例研究) そこから見えたもの 残席2-3
5月21日(日)14:00-「三浦半島パドリングガイド」残席2
5月24日(水)9:00-事故事例集計(事例研究) そこから見えたもの 残席2
5日28日(日)14:00-「天気図を読めるようになろう」残席3
6月11日(日)14:00-事例研究『1996.5.5』残席3
6月18日(日)14:00-シーカヤックコロコロを作ってみよう 残席2
6月25日(日)14:00-「天気図を書けるようになろう」 残席3
7月2日(日)14:00-シカトロミーティング
7月9日(日)14:00-事例研究「長い1日」
7月16日(日)14:00-シカトロの仕掛けを作ってみよう
7月23日(日)14:00-夏魚の捌き方
7月30日(日)14:00-シカトロ初級
12月25日(月)SFダービー終了

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