宇野小学校での「食のソムリエっ子講座」に申し込んでくれたのは、小学校1、2年生ばかり20名。あっという間に満員になりました。
初日の6月6日は、学校栄養士さん4名、調理員1名、そして公民館から2名。それに地域SNSハナショーの運営を担当している会社のスタッフのKさん(このコミュのメンバー)も、ボランティアで参加してくださいました。
だから、子ども20名に大人のスタッフが9名もついてるという、贅沢な陣容でした。
この講座は、小学校卒業までに自分でご飯をたき、おむすびを作ること。そして、出汁をとってみそ汁を作ること。さらにはリンゴを自分でむいて食べられることを目標にして食育を進めるプログラムを開発すること、その実践を意図しています。
しかし、1〜2年生ということで、目標はリンゴの皮むきから、柑橘類の皮を自分でむいて食べられるようになることに置き換えて進めることとなりました。
初日のこの日、子どもたちは米をとぐ体験をしました。
一人ひとりに栄養士がついて指導するのだから万全だし、かなりの子どもが体験があるようで、とても上手でした。
今回は、最後に苺とバナナを使ったジュースを作ることも体験しました。
江草さんが準備されたパワーポイントのテキストは、それだけでも多くの食育関係者が欲しがるなあと思われるほど参考になるものでした。
そして、進行も関心がある子どもたちが集まっているという条件もあって、かなりハイテンションで早いペースで進んでいきます。
それでも、子ども達の反応は、僕などの想像を超えて、とても見事なものでした。
例えば、これは果物ですか、野菜ですかという質問で、メロンやスイカに対して、全員一致で「野菜!」と答えるのです。さすがにアボカドは悩んでいましたが、これは実は栄養士さんも悩んでいたから、同レベル?
それでも、レンコンの葉の写真から食べる部分が何かをあてるクイズでは、さすがにレンコンという答えは出てきませんでした。普段レンコンが収穫されるところは見ないからかなと思います。
子ども達が1合ずつ持ってきたお米は、今回はスタッフが炊いて、おむすびを作りました。
さすがに普段学校給食を作っている方達ばかりで、おむすびづくりも慣れているので、手早くでき上がりました。
子どもたちも美味しい美味しいと言いながら、喜んで食べていました。やはり炊きたてのご飯は美味しいのですね。
全体として第一回としては、まずまずのできばえだったと思えます。
この調子で3月まで頑張って、ここでできたプログラムを、いろいろなところで活用できるようにしたいものです。

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