第2回目の今回は,子ども19人(+江草Jr.)とスタッフ8人で行いました。
今回,スタッフとして野菜ソムリエの片岡さんも参加してくださいました。
今回も,お米砥ぎから始まりました。
この3週間の間に,みんなお家で練習してきたようで,とっても上手くなっていました。
さらに,自分の持ってきたお米の分量を確認しました。
軽量カップにお米を入れて「180ccの目盛りだから?」
「1合!」と確認しました。
お米とぎの練習が終わった子は,かつおぶしを削る体験をしました。
硬いかつおを実際に見るのが始めてな子がほとんどで,
おもしろそうに削っていました。
削ったかつおは,うま味の学習をするところで,おいしくいただきました。
空いた時間には,前回の復習を兼ねてカードで野菜を当てていくゲームをしました。応用編として,英語で野菜の名前を答えたりしました。
“たけのこ”のイラストが出て「た〜けのぉ〜こ〜!」と答えていたのには,みんな大笑いでした。
全員そろったところで,今回は,3つのヒントから野菜をあてるゲームをしました。
前回より少し難しくなっていたので,なかなか答えが出ないものもありましたが,子どもたちは積極的に発言し,とても真剣でした。
そして今回の本題!5味の学習です。
「どんな味がしますか?」という設問だったため,味覚で答えた子や,素材を答えた子,自分の感性で答えた子など,さまざまな答えが出ました。
いりことかつおぶしのだしのものを「やさしい味」と答えた子もおり,子ども達の感覚の鋭さをスタッフ一同実感しました。
とてもかわいいイラストを使って,味らいの大切さを学んだため,いろんな味を食べることの大切さを実感していたようでした。
自分たちが削ったかつおぶしと,にぼし,こんぶを混ぜた,素材そのものの味を試食しましたが,家で食べる機会は少ないだろうに,嫌がる子は一人もおらず,みんな「おいしい!」といいながら食べていました。
うま味がわかったところで,だしの入った味噌汁と,だしの入ってない味噌だけの味噌汁を飲み比べました。
しかし…
やはり食べなれている味を選んでしまうようで,だしの味がおいしいとはわかっていても,「濃い味がする」などと,だしが入っていないお味噌汁を選ぶ子が半分くらいいました。
今日のフルーツは,びわでした。
まず,びわを2つ渡して,皮を頭から剥くのと,おしりから剥くのとどちらが剥きやすいかを体験しました。
びわを初めて食べる子もおり,皮を剥くのが初めてな子もたくさんいました。
その後,たねを取り除きましょう。
といわれても…どうやって???とみんな困惑していました。
その剥いたびわをジュースにして飲みましたが,初めての子ばかりだったのに少し説明不足で,芯の部分を取り除いていなかったので,少し苦いジュースとなった子もいたようです。
子どもたちもすっかり慣れてきたようで,全員が打ち解け,前回同様おいしいおむすびを2個食べ,楽しそうに帰っていきました。
今回,会場をお借りしている宇野クラブさんとの連絡調整がスムーズでなかったため,直前になって時間の制約ができたり,そのための機材が足りず,買い足しにはしったりと,少しバタバタしてしまいました。
そこで,お互いの連絡調整のために,ハナショー内に共同コミュニティをたちあげ,そこでお互いの当日プログラムを共有したり,調整していくこととなりました。
また,今回は山陽新聞さんが取材にこられたのですが,子どもたちは全く緊張もせず,いつもと変わらない積極性と笑いに包まれた講座でした。

1