来月半ばから末まで、Liveツアーでヨーロッパを周る、プログレバンド、高円寺百景のリハーサルでした。
エレピは各会場でレンタルですが、シンセは音の設定とかもあるので、リーダーの吉田達也さんの持っている、コルグのX50というのを、お借りして、持って行くことにしました。
物凄く軽くて、持ち運びが楽なうえ、音色的には、ちょうど、Triton LE という、普段自分で使っている機種とほぼ同じ内容になっているので、ツアーには便利かと。
ただ、何故か両端に取っ手がついていて、初めて見る形で..。取っ手ですから、持つ時、は便利なんでしょうが、ケースに入れて持ち運ぶので、取っ手が必要なのは、普通、ケースから出してスタンドにセットするまでだけ。そんなに必要ないし、むしろ、その取っ手の部分をカットして更にコンパクトにしてくれたら、飛行機の機内持ち込みも、全く問題なさそうなサイズにおさまるのに...、と思いつつ、何かあるのかもしれない、と思い、調べてみました。
「Korg 取っ手」 で検索したところ、コルグのページで、ドラゴンフォースのヴァディムのインタビューが..。
『両端の取っ手は演奏の途中に持ち上げて、舌でアルペジオを弾く時に便利なんだ(笑)。』
え....?
『ライブではスタンド最上段のキーボードを持ち上げて舌で演奏したり、くるくる回したり、クレイジーなことをするんだけど(笑)メイン機として使っていくつもりで、早く次のツアーのリハーサルをやりたくて仕方ないよ。』
いや、吉田さんからお借りしてる物なんで、くるくる回したりできません..。
『機能としては音とアルペジエータをとても気に入っている。クリアで音質の良いストリングスの音がいいよね。』
ていうか、You TubeでドラゴンフォースのLive見たら、ほんとに舌で弾いてました..。アルペジエーターの使い方、ギターのスイープ的な速弾きのスピードと、パフォーマンスは、流石ですね..。ジョーダン・ルーデスや、ヴィタリ・クープリに比べて、それほど難しいことはやってないと思いますが、見た目の派手さ、速くみせる技が凄いですね。
ギタリストのプレーのコピーとかをしていくと、こういうプレーは少しずつ身に付くのですが、学生時代以来、やってませんね...。また、ツアーに向けて、シンセの練習もしていこうかと思います。
http://www.myspace.com/takuyabuki

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