11月ということは、たいていの長期留学生は4月にオーストラリアに来て、ほぼ半分終了したところですね。
最初はオーストラリアの大会に出ることができても、日本との違いに戸惑いながら、考え方の違いになじめない人もいたり、英語で何か言われたらどうしよう、、、と不安を抱えながら試合に出ている人もいると思います。
それが半年たつと、大会のやり方にも慣れ、自分から相手とちゃんとコミュニケーションもとれるようになり、何かクレームつけられても対応できるようになり、また自分から、スコアが違うよ、など言えるようになって、少しずつ勝てるようになり、ランキングが上がっていく、そういう生徒たちを見ていてとても頼もしく感じた遠征でした。
海外に行って試合に出てもランキングがもらえない国もあるのですから、ありがたい経験です。
オーストラリアに来ても日本の考えのままでいることは、本当にもったいない、まったく違う世界がここにあること、そして失敗しても全然大丈夫、だから違う自分になって経験させてもらえる国。
それでも同じ人間だから共通している部分もたくさんあることに気が付くでしょう。
私の中にはもう、日本人だから几帳面、日本人だから時間に正確、という感じ方はなくなっています、オーストラリアにだってすごく几帳面で時間に正確な人はたくさんいますから。なんでも受け入れられる、考え方の幅の広い人間になりたいといつも思っています。