ついこの間まで、「自主公演に向けて稽古頑張りますっ!!」
とあちこちで言い回っていたのに・・・、気づけば舞台は終わり、
これから反省会に向かうところです。
今年の自主公演は、私が経験した中で一番充実した舞台だった気がします。
それは番組がという意味ではなくて、仕舞や連吟ひとつひとつ
の演目にみんながしっかり取り組めたということです。
出番前でもいつになく落ち着いていて、舞台の上でも稽古して
きたことをきちんと消化できているな、という感じ。
それが会全体を下支えして、とてもいい空気で能まで進むことができました。
さて、今年の目玉演目である能「田村」はというと、自画自賛に
なっちゃいますが成功だと思います!!
他の演目同様、田村もシテ・ワキ・地謡ともに落ち着いて臨むことができ、またお囃子方ががっつりと囃してくださったおかげで(お囃子方の先生方、本当にありがとうございました!!!)、間違いなく1年間で最高の出来でした。これは胸を張って言えます!
打ち上げでも言いましたけど、舞台をするに当たって一番達成感を得られるのは力を出し切れた時だと思います。
今回の自主公演、特に田村では、それが出来たという意味で
大成功です。
技術的には、まだまだ・・・!の箇所がありますからね(笑)
おシテ、おワキ、地謡の面々、そして陰から能を支えてくれた
後輩やお手伝いさんたち、本当に本当にありがとうございました。
いい舞台を一緒に、自分達の力で作れたことを誇りに思います。
それから、ずっと厳しく温かい稽古を付けてくださった清水先生、心からお礼申し上げます。
ありがとうございました。
ということを本当は打ち上げの挨拶で話したかったんですけど・・・。
当日はちょっとあがってよく分からない話し方をしてしまったのがやや残念・・・。
でも、とにかく舞台そのものには後悔はありません。
それに、その後みんな仲良く3次会コースで完全に打ち上がり、楽しく過ごすことができたのでまあ☆
以上、私の舞台感想でした。

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