2007/1/24

和船を考える  
味岡さんから 
”次の世代に和船を残すと言った時に
船形を残すのか、工作方を残すのか、両方なのか”という
問題提議が ありました。

建造方法は舟釘が入手困難になってくるので
完全に残す事は難しいでしょう。釘だけで水を止める技術も
伝承出来かねるように 思えます。様々な技術の集まりですので
全てを伝えるのは 難しいでしょうが、

和船の優れたアイデアは 大板構造と呼ばれるように
板を はいで(接合して) 広い平面を作り
其れを現場合わせの単純な方法で寸法を取り
舟釘だけで固着するシンプルな組み立て方で(ステッチ)
洋式の舟の造り方よりも格段に早く作れます。

大板構造のエッセンスを残した
簡単に安く そこそこの性能の船を作る工法を見つけ出したいと思います。

船型は現存する船から採寸した図面があれば復元製作する事ができます。
ダグラスさんが やっている仕事が これに 当たります。
しかし 今の和船の形は美しさとしては完成しているように見え
長い時間うけつがれていますが
船の設計を多少でも齧った目からみると
進歩が止まった状態で 同じ形の船が作り続けられたのでは ないかと思います。
船大工さんの世界を少し覗いてみると
技術が発展して行くことは 無理だった のが よくわかりました。

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