あらら用心棒の海を見ていた午後

忙しい時に！

ヒーリング・・・癒し・・・

そんな言葉が嫌いだった。

一体ナニを癒したいのか？
追い詰められるほどトコトンやったのか？
その疲労は何処から来るのか？

ただの甘えではないのか？

自分にいつも問いかけている。

癒し？

そんなもの必要ネ〜ヨ！

しかし、不幸にして疲れてしまう事がある。

それは自らが原因であることもあるし、やってくる場合もある。

そう、
切なくて身悶えするような・・・
これ以上は出来ない！そんな限界を感じてしまうような・・・
自然災害の恐怖の記憶から脱しきれないような・・・
過去の事象から逃れられないような・・・

ボクは疲れていた。
いろんなことに・・・。

ある人が尋ねて来てくれた。

その人に逃げるわけではない。しかし、ボクの荒ぶる魂が癒される事は確かだった。

その人と家の裏の森を歩いた。

風の強い日だった。
木々のざわめき・・・。その間から春の空が見える。
流れる雲。

太い木に背中をもたれる。
硬く柔らかい肌触り。
冷たく暖かい感触。

心が溶けてゆく。
黒く固まった疲れが・・・足元に落ちてゆくようだ。

もう少し頑張ろう・・・
いつものように
「ド〜ツウコトね〜よ！そんなこと」とうそぶく用心棒の復活！

ということで
午後からはカラオケタ〜イム！
選曲はなににしようかなぁ〜！



サソク使ってみたりして〜

今度から、コレを表示しよう！
賢治風て・・・。

あと２週間ぐらいが制作のピークです。

用心棒復活なるか！

kira☆お見舞い企画！
カラオケ大会〜！


タイトルクリックしてミンナで歌おう〜
みんなの別れの曲はなんですかぁ〜？

春なのに

作詞・作曲：中島みゆき
唄：柏原芳恵

１　卒業だけが　理由でしょうか
　　会えなくなるねと　右手を出して
　　さみしくなるよ　それだけですか
　　むこうで友達　呼んでますね
　　流れる季節たちを　ほほえみで
　　送りたいけれど
　　春なのに　お別れですか
　　春なのに　涙がこぼれます
　　春なのに　春なのに
　　ため息　またひとつ
２　卒業しても　白い喫茶店
　　今までどおりに　会えますねと
　　きみの話は　なんだったのと
　　きかれるまでは　言う気でした
　　記念にください　ボタンをひとつ
　　青い空に捨てます
　　春なのに　お別れですか
　　春なのに　涙がこぼれます
　　春なのに　春なのに
　　ため息　またひとつ

　　記念にください　ボタンをひとつ
　　青い空に捨てます
　　春なのに　お別れですか
　　春なのに　涙がこぼれます
　　春なのに　春なのに
　　ため息　またひとつ


別れの予感

作曲　三木たかし　作詩　荒木とよひさ
唄：テレサ・テン

泣き出してしまいそう 痛いほど好きだから
どこへも行かないで 息を止めてそばにいて
身体からこの心 取り出してくれるなら
あなたに見せたいの この胸の想いを


　教えて悲しくなる その理由　あなたに触れていても
　信じること それだけだから　海よりも まだ深く
　空よりも まだ青く
※あなたを これ以上 愛するなんて
　わたしには出来ない※


もう少し綺麗なら 心配はしないけど
わたしのことだけを 見つめていて欲しいから
悲しさと引き換えに このいのち出来るなら
わたしの人生に あなたしかいらない


教えて 生きることのすべてを
あなたの言うがままに
ついてくこと それだけだから
海よりも まだ深く
空よりも まだ青く


※あなたを これ以上 愛するなんて
　わたしには出来ない※
繰り返し


古い？

kira☆〜　　
　　　　元気かァ〜！

さぁ〜ひまつりの準備だ。

これは抽選風景。会議が紛糾して壇上に詰め寄ってる訳じゃ〜ナイッ！
会場＆駐車場の場所決めだ。今年は２０６人の出店。



一年ぶりに会う友もいる。ほとんどか・・・
「陶ちゃん（違うけど）ホームーページに載せるんでしょ！」と言いながらもいやな顔一つしない。
シゴト・・・自信アリ！か？



テントナンバーは会場の関係でずれるので、正式にはもう少しお待ちを！
ひまつり詳細、アクセスなどもまだ早いのでオイオイ。

久しぶりに会う陶芸関係者は、個展、イベントの話ばっかりだった。
通常の店舗卸の仕事が減ってきているからだ。
景気のいい話など、この業界には・・・元々ない。
しかし、みんな食えているんだよね〜
ナンザンショ？

ひまつり・・・
森の公園に吹く風が
　　　　　　　心地良い。

山ニ篭リテ陶器ヲ焼ク住人・・・
森ニ降リタチ
器ヲ販売サセテ
　　　イタダキマスル〜！

ささやかに（嘘ダケド）肉、炭水化物＆酒などヤリマショ〜！
つまり、プチオフ大宴会・・・と！

だんだんにご案内仕りますぅ〜！

2005年　4.29〜5.5　です。オフ日程もこれからでス。
ひまつり・・・面白いですよ〜陶器の好きな人には。

そういうわけで篭りてシゴトしています。
ご心配どうもです。
頑張るしかないんだぜ〜！ジョ〜！

全国からのオフ会ご参加・・・
ヨロピク〜！

『春と修羅』／無声慟哭
　　　
永訣の朝

　　　

けふのうちに
とほくへいつてしまふわたくしのいもうとよ
みぞれがふつておもてはへんにあかるいのだ

（あめゆじゆとてちてけんじや）

うすあかくいつそう陰惨(いんざん)な雲から
みぞれはびちよびちよふつてくる
（あめゆじゆとてちてけんじや）

青い蓴菜(じゆんさい)のもやうのついた
これらふたつのかけた陶椀(たうわん)に
おまへがたべるあめゆきをとらうとして
わたくしはまがつたてつぽうだまのやうに
このくらいみぞれのなかに飛びだした

（あめゆじゆとてちてけんじや）

蒼鉛(さうえん)いろの暗い雲から
みぞれはびちよびちよ沈んでくる
ああとし子
死ぬといふいまごろになつて
わたくしをいつしやうあかるくするために
こんなさつぱりした雪のひとわんを
おまへはわたくしにたのんだのだ
ありがたうわたくしのけなげないもうとよ
わたくしもまつすぐにすすんでいくから

（あめゆじゆとてちてけんじや）

はげしいはげしい熱やあえぎのあひだから
おまへはわたくしにたのんだのだ

銀河や太陽、気圏などとよばれたせかいの
そらからおちた雪のさいごのひとわんを……
…ふたきれのみかげせきざいに
みぞれはさびしくたまつてゐる
わたくしはそのうへにあぶなくたち
雪と水とのまつしろな二相系(にさうけい)をたもち
すきとほるつめたい雫にみちた
このつややかな松のえだから
わたくしのやさしいいもうとの
さいごのたべものをもらつていかう
わたしたちがいつしよにそだつてきたあひだ
みなれたちやわんのこの藍のもやうにも
もうけふおまへはわかれてしまふ

(Ora Orade Shitori egumo)

ほんたうにけふおまへはわかれてしまふ
あぁあのとざされた病室の
くらいびやうぶやかやのなかに
やさしくあをじろく燃えてゐる

わたくしのけなげないもうとよ
この雪はどこをえらばうにも
あんまりどこもまつしろなのだ
あんなおそろしいみだれたそらから
このうつくしい雪がきたのだ

（うまれでくるたて
こんどはこたにわりやのごとばかりで
くるしまなあよにうまれてくる）

おまへがたべるこのふたわんのゆきに
わたくしはいまこころからいのる
どうかこれが天上のアイスクリームになつて
おまへとみんなとに聖い資糧をもたらすやうに
わたくしのすべてのさいはひをかけてねがふ




>うまれでくるたて
　　こんどはこたにわりやのごとばかりで
　　くるしまなあよにうまれてくる

ココで泣けてしまうのだよね〜

ボクは中也が好きです。
室生犀星、啄木も好きです。
「地獄の季節」のランボーも好きです。

雨ニモ負ケズ　宮沢賢治


風ニモマケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ
丈夫ナカラダヲモチ
慾ハナク
決シテ瞋(いか)ラズ
イツモシヅカニワラツテヰル
一日ニ玄米四合ト
味噌ト少シノ野菜ヲタベ
アラユルコトヲ
ジブンヲカンジヨウニ入レズニ
ヨクミキヽシワカリ
ソシテワスレズ
野原ノ松ノ林ノ蔭ノ
小サナ萱ブキノ小屋ニヰテ
東ニ病氣ノコドモアレバ
行ツテ看病シテヤリ
西ニツカレタ母アレバ
行ツテソノ稻ノ束ヲ負ヒ
南ニ死ニサウナ人アレバ
行ツテコハガラナクテモイヽトイヒ
北ニケンクワヤソシヨウガアレバ
ツマラナイカラヤメロトイヒ
ヒデリノトキハナミダヲナガシ
サムサノナツハオロオロアルキ
ミンナニデクノボウトヨバレ
ホメラレモセズ
クニモサレズ
サウイフモノニ
ワタシハ
ナリタイ





>一日ニ玄米四合ト 味噌ト少シノ野菜ヲタベ

大飯食らいなの？・・・ケンヂ
　　　



雲の信号

　　　

　　　あゝいゝな、せいせいするな

　　　風が吹くし

　　　農具はぴかぴか光つてゐるし

　　　山はぼんやり

　　　岩頸(がんけい)だつて岩鐘(がんしやう)だつて

　　　みんな時間のないころのゆめをみてゐるのだ

　　　　　そのとき雲の信号は

　　　　　もう青白い春の

　　　　　禁慾のそら高く掲(かゝ)げられてゐた

　　　山はぼんやり

　　　きつと四本杉には

　　　今夜は雁もおりてくる



ボクは宮沢賢治ファン！
朝焼け
田んぼも起耕し始った。

今日GWに開催される笠間の「ひまつり」の集まりがあった。
会場の抽選会＆ちょっとゴソゴソ・・・。
今年のポスターだ。リーフレットも出来ている。関係各位には送らせていただきます。



やよいさん、こんなもんでどうでしょ〜！
つってもひっくり返したままじゃ分らないよね〜



おっ！



穴開けなければオサレ小鉢！・・・粋な陶ちゃん（違うけど）はどこへ？



来月から窯焚きだ。



仕事を終え、外に出てみると春の夕暮れが迫っている。



南から
また東から
ぬるんだ風が吹いてきて
くるほしく春を妊んだ黒雲が
いくつもの野ばらの薮を渉って行く　
　ひばりと川と
　台地の上には
　いっぱいに種苗を積んだ汽車の音　

仕事着はやぶけ
いろいろな構図は消えたけれども
今年はおれは
ちゃうど去年の二倍はたしかにはたらける

「一〇二三　〔南から　また東から〕」
宮沢賢治


働けネ〜ヨ！ケンヂ！

以前大きな酒屋さんの話を書いた。
陶ちゃん（違うけど）不遜話である。

2005/1/31「納品」　
2005/2/22　訪問者

そのときの棚の模様・・・



担当者のＫさんからメールが来た。
「これで良いでしょうか？」と・・・。





ここまでしてくれるのか？
ボクはそのお店に、Ｋさんに応えるべく器を造り、置いてもらっている。

三月・・・そうだ、独立して・・・窯を造って１２年が経つ。
まだまだヒヨッコなんだよなぁ〜
少しばかり売れているからと、すぐに不遜の心が起き出して来る。

なら、取引辞めようぜ〜

実績なんだと思ってるの？

何万個造ってると思ってるんだよ〜　お〜？


まぁ、それで発注書投げ捨てて帰ってくるのもオレラシイと言えば言えるが・・・

話はフィクションです。　ﾅﾝﾁｯﾃ　(*^_^*)　

Ｋさんいつもありがとう〜！
また遊びに来てくださいね〜。


みなさま、少〜し疲れているだけです。
三月はそんな季節ﾀﾞﾈ・・・
ご心配ありがとうございます。

岐路・・・
そんなものが過去に・・・人生において・・・意識された事があるだろうか？
酒に酔いながら、少しばかりの検証をしたことがあるだけではないのか？

そう、人生とは何か？

春の雨

それは冷たい雨だ。

人生であるのならば、あらゆるリスクを抱えながら生きてゆく事が必然となる。
つまり、リスクなのではない。

必然なのだから。

厄介な事象。

あらゆることを放棄してしまったヤツに、未来はない。
淡々と・・・そう淡々と、背負うべきものを背負い、歩いてゆくだけなのだ。


分っているんだよ・・・。そんなことは・・・

春の雨。
柔らかに森に降り注ぐ。

東京に住む友は・・・元気だろうか？

森へ行きたい。

ボクは、アナタとまた・・・森を歩きたい。