2008/2/8  23:46

上級詐欺師  日々雑記

と言っても、某特撮の青いヒトではありません(笑)
デフォルメ画(大雑把に『絵』と言ってしまってもいいのですが)を描く時は、心地よい嘘をつく必要がある、と云う話。
デッサンが上手い人が、いい絵を描けるかというと全然そうではないのですね。
デッサン力がまるっきり無くても困るけど(いや、それはそれで凄く困るけど)、デッサンって絵で唯一訓練できる部分なんですよ。
練習したらある程度は描けるようになる(練習しても全く出来ない場合は、素直に画才がないと諦めてくれ…)。
で、それができても、それを応用できないと自分の絵は描けない。
だから正直、デッサン担当の先生の「○○さんはデッサン頑張っていて、大分見れるようになったんですよ」と云う評価は、殆どと言っていいほど信用していません。
色を塗る時に、写真を見ながらリアルな色を塗ったって、色を出している素材が違うので同じ印象にはならないし、写真の色の雰囲気で仕上げたかったらそう見える嘘をつかないといけない。
パースなんかでもそうだけどね、1点透視とか2点透視とか、きっちり消失点をとって作図したって、キャラ置いてみたら合わない時は合わないもの。
見る人が「こう見えて欲しい」「こう見たい」と思う方向の上手な嘘…って必要。
リアル影の色が確かにその色でも、仕上げ効果を考えたらもっと明るくしないときれいに仕上がらないよ。
…と、そう云う事を語って(説教?)きました。学校で。
嘘のつき方もセンスの内だ。
鉛筆画とかスーパーリアリズム系イラストとか、写真かと見紛うリアルな作品って、ものすごく上手な嘘をついているんだと思います。



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