ツーリングでちょっと長めに漕いで行く。川でも海でもいいのだがバテないように漕ぐときにちょっと注意してほしいこと。
まず初めは呼吸、よく漕ぐときに身体を後に倒して首だけ前傾という人がいてる。この場合はどうしても気道を圧迫して息をおもいっきり吸えない。息をきっちりすえないと身体が酸欠おこす。するとたまった乳酸が分解されずに筋肉疲労がどんどんたまっていく。
長い時間漕ぐ場合はこれが意外ときつくなってくる。どんなスポーツでもあたり前のことだが背筋の伸ばししっかり息を吸う。これだけで漕ぐのがグッと楽になる。
もう一つは座り方。案外真っすぐでなく傾いて座っている人が多い。リバーカヤックなどはそうしているとすぐに曲がったり沈したりするので自然にある程度は矯正されるがファルトやレクリエーションカヤック、またラダーをつけたシーカヤックなどはつい船に頼ってちゃんとすわってない場合が多い。時々気をつけて前後、あるいは左右の正中線がどこにきてるか考えてみよう!
カヌーに乗ってやはり気になるのが艇の性能やパドルの軽さ、ストロークの巧みさなどだが呼吸、姿勢といったものが漕ぎにあたえる影響はとてつもなく多い。別に競争するわけではないがより楽に、より余裕をもって漕ぎたいもんです。

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