2017/8/27
数年前になると思う。まだ、私が都内の
西馬込に住まいがあったころの事。
裏ジャケットのプロフィール写真
からそう思う。
津軽三味線奏者の山本竹勇氏のCD作成に
参加させて頂いた。
「津軽三味線とアフリカ太鼓の響き」
と言うタイトルだった。
練馬にある友人の音響の方の
スタジオでかなり大きな施設で
スタッフも多いところだった。
その日は、早朝から現地スタジオに
集合し楽器の搬入セッティング
軽く音出しのあと、リハーサル
午前中には、数曲録音出来たと思う。
山本竹勇氏のソロ曲と
私の参加する曲の二本立てだ。
レコーディングまでにも本番で
かなり共演させて頂く機会があったが
その時々で演奏曲目の音源を頂いて
アフリカ太鼓やパーカッションの
アレンジを構想してリハーサルして
いったように思う。
もともと、山本竹勇氏の
大師匠、高橋竹山さんの
事は大好きだったので山本竹勇氏との
共演はとても嬉しかった。
この日のレコーディングも
山本竹勇氏の音源を元に
私自身一番腑に落ちる音をイメージして
演奏した。
どの曲も楽しく演奏させて頂いたが
特に印象に残っている曲は
5曲目の「津軽塩釜甚句」と
9曲目の「即興セッションこころ」である。
5曲目の「津軽塩釜甚句」は
ブルキナ族のジンベを使い
9曲目の「即興セッションこころ」は
アフリカの木琴のバラフォンから
スタートし途中からスス族の
ジンベに持ち替えた。
山本竹勇氏の即興演奏の盛り上がりが
とても印象的だった。
最後の最後、「十三の砂山」の
編集が終わったのが
深夜を遥かに回っていたように思う。


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