スカバンドだとか、ジャズロックバンドだとかが若者の中でえらく人気があり、ボーカル歌手とギター、ドラム等の他に管楽器奏者がいる姿をよくテレビ等で目にする。
ホルンは…まぁ無い。最近ではビックバンドに取り入れられているようだが、それは例外的。特に、ポップ歌唱曲ではほとんど姿を見ないだろう。
大体がトランペット、トロンボーン、サキソホンあたり。まぁ目立つ楽器だし、音量も出るからなぁ…
そう、音量。音量だ。
ホルンは大きい音を出しにくい。
いや、出ないわけでは無い。だが息が足りなくなる。
ファンファーレのようなパッセージならまだしも、かなりテクニカルなフレーズでトランペットやトロンボーンに打ち勝て、と言うのは正直厳しい。…言い訳に過ぎないが。
それはおいておいて…ポップの演奏は、クラシックのそれとは違った、ちょっとした『賢さ』と『頭』が必要になる。
音の圧力、発音の仕方、音の繋げ方云々…。挙げればキリが無い。
あまりそういう事を知らず、どっちつかずな演奏をする奏者の多さに困惑する。
いつか特集なりをくんで説明したいものだ。

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