とある若いクラリネット奏者と話をする機会を得た。
彼女はオーケストラに於ける競争性の無さを強く批判しており、その意見は道理を通し、共感を覚えるものであった。
日本に於いて、今や最も有名な音楽コンクールと言えば「吹奏楽コンクール」だと言って間違いはないだろう。
学校、職場等に属する吹奏楽団が一堂に会し、その音楽性と技量を競う。
結果に応じ、賞、その名誉が与えられる。その競争心から人は懸命さ、ひたむきさの糧を得、結果、技量と音楽性の向上に繋がる。
独奏の技術を競うコンクールも多く存在する。ピアノに限ればチャイコフスキーコンクール、日本でなら大阪国際コンクール、毎日新聞コンクールなどが有名か。
これも先述の項目に利点は等しい。
だが、オーケストラにはその技量音楽性を問われるコンクール等は存在しない。何故か。
自分は今日まで、明瞭な理由を持って、その存在の必要の無さを考えて来た。
だが、今日の出合いにより、利点の存在の大きさに気付かされ、その明瞭な答えは闇に消えた。
何故なのだろう?
考察の余地がある。
また、良い機会。ここで是非、皆様の意見を尋ね、参考にしたい。
どのような細かな回答でも有り難い。感情論だろうが根拠の無い意見だろうが、大切な意見だ。
コメント、若しくはメールにて(アドレスはMasashi Ishikawa,miyabi2@tiara.ocn.ne.jp)。
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