音楽をしている自分にとり、ある非常に重要な出来事があった。
他の人にとっては全くもって特記するには値しないと感ぜられる事かもしれないが、人は人であり、とにかく、自分はそう思ったのだ。
音楽をするある友人が、自分に悩みを打ち明けてくれたのだ。
『自分は音楽を愛している。だが、音楽を楽しむ仲間に恵まれはしても、ともに音楽を高めんとする仲間には恵まれていない。毎日寂しい思いで一杯だ。』と。
非常に悩むべき悩み。
自分は自分なりの言葉をもってして、彼に出来る限りの助言をした。
その際に気付く。
『この悩みは自分も抱えている悩みではないだろうか』
毎日の研鑽は孤独(勿論、誰かと一緒にすべきである、という意味では無いが)。
日々『毎日』の活動の喜びを分かち合う仲間はいない。
これが現実。
そう思うと、彼の悩みは自分の悩み、彼への助言は自分への戒めに思えて仕方が無い。
それが実感された。
これは自分にとってかなり大きい事柄であった。
自分は真の意味で孤独なのかもしれない。
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