音楽は人生最大の嗜好であるが、それそのものを何かの為の手段として行使する事を自分は非常に嫌う。
演奏は適当、仲間との交流だけ必死。人と関わりを持つ為だけに演奏。だとかいうものがその例だ。
しかし、何故?という考えを抱き、長らく自問自答しているが、未だに答えは出てこなかった。
明確な理由が無ければ、自分が気に食わないから、と唯頭ごなしに否定するただの阿呆だ。
それを嫌う反面、どうしてもその理由が思い浮かばない…
だが、最近ようやく朧げながら、自信の持てる理由を見つけた。
則ち、その行為は音楽の本来の目的から離れているものであるから、だろう。
音楽の目的は、音を介して事物、感情その他古今東西森羅万象ありとあらゆる存在を表現たらしめる、また、人に感情を与える事だと考える。
音楽の目的には万人、十人十色の考えがあるだろうが、これは共通、まさに真理の一つだと確信に近い考えを持っている。
音楽の本来の目的を忘れてはならない。その目的の達成、音楽へのほんの少しずつの歩み寄りの努力を怠ってはならない。
プロだろうがアマチュアだろうが音楽をするもの…音楽家の必要条件だ。
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