学校のフォーマル・カリキュラムとしての音楽が消えつつあるらしい。
小学校はまだしも、中学校ではところにより選択制の科目として存在するところもあるようであるし、高校では、実に多くの割合で、そのカリキュラムから消滅している。
嘆きを感じる。
しかし、その嘆きは、昨今の音楽教科のカリキュラムからの消滅を嘆いているのではない。
『消滅しても文句も無い、問題が無いような音楽を国ぐるみで教科としてあつかっている』ことに嘆いているのだ。
主要科目がどれかカリキュラムから外されればその影響は火を見るよりも明らかなほどに顕著に表れるであろうし、実技四科目の中にも、例えば体育など、無くなってしまえば異を唱えようとする者がいるであろう教科がある。
しかし音楽は、事実、なくなりつつある今の状況であっても、誰ひとりとしてそれに異を唱える者はいない。
自分に限って言えば、非常に素晴らしい、充実感の得られる授業を受けたものだ、と感じるが、世間一般ではそのようには残念ながら感じられる者は少ないようだ。
責任はどこにある?
それは自分にも分からないし、わかったところでどうしようもないかも知れない。
だが、知らねばどうにもならない。自分は知らねばならない。先ずは今後大本、学習指導要領を調査することにしよう。
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