小さな曲でプログラミングするガラコンサートに使えそうな曲を羅列してみます
E・Tメインテーマ/ウィリアムズ
映画『E・T』のテーマ、壮大な主題から広がる幻想的な光景は絶品。
ホルンが難解か
マーチ『1941』/ウィリアムズ
これは映画『1941』のテーマ。分かりやすく楽しい二つのテーマがクレッシェンド交錯していくファランドール形式。打楽器もさほど人数要らずで演奏しやすい。
Far And Away/ウィリアムズ
これも映画『はるかなる大地へ』のテーマ。ウエスタンチックなヴァイオリンソロとともに盛り上がりと甘美な旋律を堪能できる。私が聴いた音源ではイツァーク・パールマン(!)が演奏していた。
めちゃめちゃ上手いヴァイオリニスト一人いれば容易い。
オリンピック・スピリット/ウィリアムズ
ロスアンジェルスオリンピックのメインテーマ。ファンフーァレ部と弦旋律が明確に分けられた演奏してたのしく、聴いて楽しい曲。ファンフーァレも小人数なので演奏しやすいお勧めの曲。
タイプライター/アンダーソン
甘く見るなかれ、楽譜には『打ち込んだ記事を観衆にみせる』という指示がある。ちょっぴりパフォーマンスが必要な?メジャーな曲。
キッチンコンチェルト/アンダーソン
台所用品で奏でる楽曲。指示にあるとおりでない物品で演奏しても面白い。打楽器奏者でなくても演奏は容易。
フィドル・ファドル/アンダーソン
テンポを軽くまいてやるとお客に喜んでもらえる。ヴァイオリン郡が大変かと思えば、慣れれば簡単だとか。
トランペット吹きの休日/アンダーソン
マーマレード・オブ・クラリネット/失念
トランペット、及びクラリネットのためのソリ。上手い奏者がいるなら是非試すと良い。
シング・シング・シング/オールディーズ
オケでもメジャーなジャズの一つ。打楽器奏者はドラムが大変だろうが、そこらのドラマーを引っ張れば良い。金管の特殊奏法、ジャズ独特のビート感覚を鍛えれば演奏可能。
ドラゴンクエスト序曲『天空編』/すぎやまこういち
上手いラッパがいるならこれ。綿密なオーケストレーションによる、コンサートピースとして珠玉の一曲。
組曲『ドラゴンクエスト』より、旅の仲間たち、街の人々
ホルン、コントラバス、トランペット、トロンボーン、ヴァイオリンに仲間をモチーフとしたソロが現われる。後述の曲にはカジノのテーマがあるので軽いジャズのノリも必要。難度はこれらの中では高めだがやる価値は十二分にある。
交響曲第五十五番『宿命』/ベートーベン
ヴァイオリン狂想曲/ベートーベン
ピアノ協奏曲『ヘンペラー』
これらは故・山田氏の編曲…もとい、変曲により生まれた作品であり、至る所にベートーベンのモチーフが面白おかしくちりばめられている。
全曲を知り尽くしていないと演奏は難しいし、パッセージも原曲と殆ど一緒なので難解な曲であるが、これを演奏すればベートーベンマイスターの道も近いだろう。
ざっと挙げてみた。オーケストラに身を起きながら上記の一曲も演奏をしたことがないというのは酷く不幸なことだと思う。
オーケストラにはまだまだ面白いジャンルがあるのだ。

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