昨季から 『
背番号26番 』 を欠番にした
千葉ロッテマリーンズ。
ベンチ入りできる選手は25人なので、“
ファンは26番目の選手!”
なのだという意味。応援が個性的で定評のあるマリーンズのファンらしい
パフォーマンスの後押しもあり、選手達は見事な日本一で声援に応えた。
その 『
12球団ナンバーワンの応援団 』 の呼び声が高かったはずの
ファン達。昨日のセ・パ交流戦の対巨人1回戦では李スンヨプ選手に対し、
指を下に向けての大ブーイング!
同じく今季マリーンズから移籍した
小坂誠選手にはブーイングはなかったようだが…。あれがファンとしての
あるべき姿なのか!? マリーンズファンにとって、“
イ・スンヨプは金で魂を
巨人に売った裏切り者 ” に映るのだろうが、せっかくの定評が台無しだ。
ブーイングは選手そのものではなく、選手のプレーに対してすることが
スポーツ観戦のあるべき姿だと思う。ファインプレーには惜しみない拍手、
声援をし、気の抜けたようなプレーには容赦ないブーイングをするべきだ。
メジャーリーグ観戦ツアーに行った時、たった一度だけ本場のブーイング?
を見た。打者は翌年に現役引退し、99年には野球殿堂入りを果たした
ロイヤルズの大ベテラン
ジョージ・ブレッド。無死走者一塁の場面で
彼の打球は天高く舞い上がる。すると相手の三塁手は捕球するふりをして、
わざとグラブを避けた。そしてそのボールをバウンドさせてから二塁送球。
足の遅いブレッドを走者として残すというプレーをして見せたのだ。
このプレーの直後、
カウフマンスタジアムは大ブーイングに包まれた。
点を取られまいとする作戦としては、頭脳的なプレーなのかもしれないが、
きっとほとんどの観衆に、“
卑怯なプレー ” として映ったに違いない。
くどいようだがブーイングはこのようなプレーに対して行われるべきもの。
あんな
醜い場面をあと5試合も見るのは嫌だ・・・。
(−。−)げこっ♪

0