KYわ? KYわ? KYは そんな時こそ 空気を 読んでほしい
“
K Y ― 「
空気読めない 」 または 「
空気読め 」 の略。2006年秋頃より
東京地方から流行し始めたとされる言葉 (
ギャル語 ) のことである。”
空気を読みたくない場合?は、「
AKY 」 (
あえて空気読まない ) らしいね。
KYの言葉を初めて聞いた時、おらが真っ先に思い出したのは
捏造写真だ。
1989年に沖縄県西表島近海にて、新聞社の取材者が自ら珊瑚に傷をつけ
捏造記事を書いた事件で、落書きされたイニシャルが 『
K ・ Y 』 だったのだ。
新聞社の継続的な調査を経て 「 カメラマンが無傷の状態であったサンゴに
文字を刻み付けた 」 との判断を発表、虚偽報道であったと認め謝罪した。
この事件に関する本の著者によると、西表にイニシャルが偶然同じ
K ・ Y の
有名ダイバーが居て、彼が憤慨して調査を始めたのがきっかけだったそうな。
そして、おらがもう1つ思い出した 「
K Y 」 が 「
Kiken Yochi 」 のことである。
「
危険予知訓練 」 は工事や製造などの作業に従事する作業者が、事故や
災害を未然に防ぐことを目的に、その作業に潜んでいる危険を事前に予想し、
指摘し合うトレーニングだ。ローマ字表記の頭文字をとって 『
KYT 』 と呼ぶ。
このような研修の主催者側で勉強させてもらった経験がある。
危険性の情報を
共有することで、
事前に予測できる災害の発生を未然に防止させる仕組み。
“
指差喚呼 ” により危険性を再確認し、さらに安全性を高めるのが目的だ。
またこの訓練には 『
ハインリッヒの法則 ( 1 : 29 : 300 )』 が登場してくる。
米国の損害保険会社にて技術 ・ 調査部の副部長をしていた彼の論文では、
同一人物が起こした同一種類の労働災害5千件あまりを統計学的に調べて
計算することで、以下のような法則を導いた。「
災害 」 について現れた数値の
内訳は、「
重傷 」 以上の災害が
1件あれば、その背後には
29件の 「
軽傷 」
を伴う災害が起こり、
300件もの “
ヒヤリ ・ ハット ” した( 危うく大惨事!?)
傷害のない災害が起きていたことになる。1の重大事故は氷山の一角だが、
決して起こしてはならないものなのだ。さらに幾千件もの 「 不安全行動 」 と
「 不安全状態 」 が存在しており、そのうち予防可能であるものについては
「
労働災害全体の98%を占める 」 ことを分析によって明らかにしている。
ダーツ界においても “
KYDの法則!? ” の定義と言えるものが存在する。
ダーツには 「
アレンジ 」 と呼ばれる
大変重要となる作業?が必要である。
自分が狙った数字を残すためには、どこにどう投げるかというプロセスが大事。
KYDとはいわゆる 「
危険予知ダーツ? 」 のことで、もしも狙ったところに
行かなかった場合を考えた上の保険も必要となるのだ。事故を防ぐために
危険なことを察知する習慣をつけるための訓練こそが 『
KYD 』 だと言える。
本番でパニクらないよう普段から鍛錬しとかんとね・・・。
(−。−)げこっ♪
< 参考資料 > フリー百科事典 『 ウィキペディア ( Wikipedia ) 』

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