更新が滞っていたのは「
マチュピチュ」が残っていたから。
マチュピチュ(Machu Piccu)とは、ケチュア語でMachu=古い、Piccu=峰。
古いというのは年老いた、年上のということである。
この凄い歴史的遺産の説明は「
ウィキペディア(Wikipedia)のマチュ・ピチュ」を見れば良かろう。
この遺跡は、1911年にアメリカ人歴史学者(ハイラム・ビンガム)が見つけた。
つまり、16世紀にスペイン人たちが侵略してきたときに見つからなかった遺跡だ。
発見された当初は、インカ帝国が最後の抵抗をおこなったという
ビルカバンバと考えられていたが、そうではないようだ。
実際のところ、その役割は謎。
1つの街を成していて、クスコからの避暑地とか様々。
いずれにしても、略奪もされていない無傷の状態で見つかった唯一のインカの遺跡となった。
黄金の装飾品やその他の眩いばかりの遺産は全てアメリカ(USA)の大学にあるらしい。
って、ペルーじゃないのかよ!?と微妙な気持になるけど、まぁ研究対象として現存していて、ちゃんと調査されているのだから良しとしようよ。
ま、そんなわけで戦争を経験していない以上、戦略的な見地からは特筆すべきことは無いかも。
相手が攻めてこられないくらいの秘境にあった街と考えれば、それもまたありかもだけど。
一点だけあるとすればインカの神懸かり的な石加工技術。
マチュピチュ内には石切り場があって、そこで石を切ってマチュピチュ内の建物に使っていた。
巨大な石に複数の楔(くさび)を並べて打ち込んで、穴を開けたところに水を流し込み水圧をかける。
そうすると、石の目というものがあるのか(結晶の並ぶ方向はありそうだけど)、水圧でパキリと割れるみたいだ。
このあとさらに切り刻んだり、磨いたりするのだから気の遠くなる話だよなぁ。
-----
ここからは旅行日記ぽくなるけれど、いくつか写真を公開して誤魔化そう…。
ただし、Teacup AutoPageの仕様のため全部が上げられない。
とりあえず、1日目だけを!
初めに言っておきたいが、なりきりミステリーハンターである我々がマチュピチュへいったのは2005年12月30日、31日。
1日目というのは12月30日のことを指す。
時期はちょうど雨季が始まるとき。
1日目はけっこう雨に降られて、あまり視界が良くなかった。
ガイドも言っていたが、GWか夏休みの乾季のときにペルーを訪れるのが宜しかろうと思った。
我々の場合は現地の日系旅行代理店の計らいで雨季のオプションとしてバックアップの二日目が用意されていた。
ちなみに、我々私設取材班がいったときは入場料が25米ドルであったが、これからは値上げをするらしい。
なんと倍の50米ドル!
二日間も行ったら、それだけで100米ドルいってしまうよ…。

クスコからスイッチバック式の列車でアグアス・カリエンテスへ向かう。
アグアス・カリエンテスとはスペイン語で水・温かい、つまり温泉ってこと。
インカの皇帝も浸かったという温泉街なのだ。
このアグアス・カリエンテスからバスで1時間弱かけてマチュピチュまでいける。
ちなみに、マチュピチュのチケットはアグアス・カリエンテスで買おう。
バスでマチュピチュへ行ってもゲートで買えません。
また、バスで戻ることになるし、時間もバスチケット代ももったいない!

ここがマチュピチュのゲート。
チケットチェックを受ける。
無料の荷物預かり所もあるし、ガイドツアーをクスコで申し込んだ人は、この前が集合場所だよ。
見ていただいて分かるとおり、高所恐怖症のオレには非常に恐怖で興奮するロケーションにある。
天に突き出た峰=Picchuがあり、その峰の上に街がある。
まるで映画か漫画のような世界。
ドラゴンボールで、孫悟空とクリリンが亀仙流の修行で住み暮らした土地のようだったよ。

これは生贄(いけにえ)の祭壇ね。
ジョジョの奇妙な冒険で、いちばん最初に出てきたコマぽく、太陽の処女や動物たちを殺したところ。
あれはメキシコのマヤやアステカだと思うけど…。
インカだって負けてられません。
太陽の処女は5歳くらいから家事や農業などの労働を始め、18歳前後には生贄として殺されるようだ。
生贄になればより高次の神の領域の存在となれるらしく、その信仰のため喜んで殺されたらしい。

農場管理人の小屋付近だったかな?生贄の祭壇くらいからみたマチュピチュの風景。

冬休み(夏休み?)もあってグッバイボーイにも会えたよ。
下りのバスと競争する子供たちね。

30日夕方のウルバンバ川の濁流。
雨季なので非常に荒れていた。
------
さて、二日目も紹介したいが、このブログアカウントの容量は既にオーバーしてるようだ。
また別のブログアカウントを作るまで待ってくれよ。
実は日本を出国する前に、学校の後輩 ナベちゃんから指令をもらった。
マチュピチュへ行くなら、アグアス・カリエンテスで一泊し、朝一番のバスで登り、さらに徒歩でワイナピチュに登って、そこからマチュピチュを見ろと。
偶然にも、二日目のオプションが付いていた、なりきりミステリーハンターのツアー予定。
果たして指令を実行できるのか!?
期待して待て!COMING SOON!

0