あと一週間余りで、ソチオリンピックが開幕します。
昨夜、テレビを見ていたら、男子スノーボードの角野選手が出演していました。
彼は何と高校2年生。
長髪で、どこにでもいるような若者でしたが、実は金メダル候補なのです。
しかも、同じくスノーボードの平野選手も金メダル候補で、何と中学3年生。
そして、先日女子アイスホッケーの試合に出ていた浮田選手も釧路の高校2年生で、フォワードとしてなかなか鋭い攻撃をしていました。
そして、注目は17才のスキージャンプ、高梨沙羅選手。
彼女は間違いなく金メダル第一候補。
「いったい、日本の若者がどうなった?」と思えるような大活躍で、オリンピックでは日本の中学生と高校生が世界を相手に堂々と戦い、金メダルを目指します。
角野選手は、アナウンサーの「緊張感はありますか?」の質問に、「ありません」という返事をしたのには驚きました。
緊張することなく自分の全力を出し切って戦えば、実力も才能もあるので、間違いなく良い勝負になると思います。
オリンピックに何度も出場してメダルを取れないベテラン選手との違いは、メダルへの執着心ではないでしょうか。
「メダルを取りたい」と思うと、緊張してベストの成績を出せないこともあるでしょう。
若者がメダルにこだわらず、「相手に勝つために自分の最高のプレーをする」と思って試合が出来れば、自ずと表彰台に上ることが出来ると思います。
宿の仕事でも、金儲けをしようと思って金儲けが出来るはずがありません。
もっともっと大切なことがあるからこそ、お客さんにご利用いただけるわけですから。
さて、スノーボードは空中で縦と横に何回転もして、私にはいったいどうなってるのか、さっぱりわからないのですが、地面が見えていないので着地は勘でするそうです。
小さい頃から、いったいどれほどの練習を積んできたのか私には想像することもできませんが、一つの大きな目標に向かって若い人たちが頑張っている姿には感動します。
テレビで応援することしかできませんが、彼らが世界に大きく羽ばたくことを楽しみにしたいと思います。
角野選手が大ジャンプを成功して、ガッツポーズをする様子が目に浮かびます。
浮田選手の鋭いシュートが見事に決まって、強豪チームに勝つ予感がします。
高梨選手は、テレマークを見事に決める金メダルへの大ジャンプを見せて欲しいと思います。