高校1年の時、松本清張氏の「ゼロの焦点」を読み、夏休みにユースホステルを利用して、小説の舞台となっている能登半島を旅行しました。
国鉄の北陸ワイド周遊券を購入し、福井、永平寺、金沢、羽咋、門前、能登金剛、総持寺、輪島、宇出津、時国家と盛りだくさんの旅行でした。
金沢ユースでは、現在理事長の家山氏がまだ若かったにもかかわらず、頭には毛がなかったことが一番思い出にあります。(失礼)
永平寺門前ユースと奥能登ユース、輪島長楽寺ユースに宿泊しました。
羽咋とか門前という地名は、小説の中の世界だったのですが、それらが実在することに不思議な感覚を覚えたものです。
しかし今考えると、海岸を一人で散歩したり、ユースの近くをよく歩いていたので、北朝鮮によく拉致されなかったもので、結構危なかったのかもしれません。
さて話がそれましたが、先日から頻発している能登半島地震ですが、鉄道や有料道路に被害が出て、GWを前にかなり大きな痛手となっているみたいです。
しかし、死者が少ないのは不幸中の幸いであり、日本人は普段からある程度備えている部分があるため、功を奏したのではないでしょうか。
能登半島は大好きなところでもあるので、一日も早い復旧と今後の地震に充分備え、大きな被害が出ないことを祈っています。
四国も南海地震が起きると予想されていますが、徳島県南部の町では、津波避難所やバリケードが設置されたと、よく新聞に掲載されています。
地震に対しては、日頃から慌てないという心がけが大切で、皆さんも充分な備えをしておきましょう。