先日、NHKが番組の編成を見直すことを発表しました。
そして驚いたことに経営は赤字だそうです。
良い番組を作る為にはある程度の報酬は必要ですが人件費の高騰は関係なく、優秀な人材を確保する事は会社の熱意の問題でしょう。
そんな中、一つ提案があります。
私は今までNHKに対して文句をたらたら発しましたが、裏を返せばNHK-BSはWOWOWと並んで最も好きな放送局です。
民放でも好きな番組はありますが、その裏には視聴率がチラチラ見えてしまい、いい所でCMが流れたりするのでハードディスクに録画して、見るときはCMをカットして見ています。
そして出来る事なら、NHK-BSの改編はできる限り抑えて欲しいと思っています。
何故なら、私のブログのネタの半分は、間違いなくNHK-BSのお陰だからです。
世界中の秘境にある鉄道を訪れる話や日本史や世界史の歴史の話、はたまたミステリーの謎や街頭でのインタビューで聞いた感動の話など、BSプレミアムを見ているだけで飽きる事はまずありません。
そこで結論として、NHKの地上デジタル放送は公共性が高いし緊急時などには活用されるので無料にして、日本人ならテレビでもパソコンでも車の中やスマホでも簡単に誰でも見れるようにしましょう。
そしてその代わりにBSはアンテナも受信機も必要で、見る意思がある人が購入しているのは明らかなので、毎月試聴料を徴収しましょう。
たとえBSが1局になっても放送内容が充実さえしていれば、それは時代の流れなので仕方ないと思っています。
そしてBSなら簡単にスクランブルを掛けることが出来るはずです。
その証拠に買ったばかりのテレビに付属していた「B-CAS」カードは、NHKを見ると昔は「支払い案内」が画面に出てきました。
いやそれ以前にNHK-BSの料金は放送番組の内容からしても感動する番組が多いので、かなり廉価だと思います。
そしてこの方法を導入すれば、失礼な勧誘員や様々なトラブルも防ぐことが出来ます。
しかしまた問題があり、「NHKから国民を守る党」が「国民からNHKを守る党」に変わるかもしれません。
将来どうなるかは全く予想もできませんが、少なくともNHK-BSとWOWOWさえあれば、私は生きていけます。
先日、人気番組の「ブラタモリ」では、共通テストの問題「天橋立」が事前に番組で取り上げられたそうです。
他の放送局にも沢山出演しているタモリさんですが、バラエティにも真面目な番組にも声が掛かる事は、それだけ素晴らしいタレントだと言う証明です。
かつて「ブラタモリ」では、朝倉氏の「一乗谷」を見ましたが、確かに面白かったので覚えています。
そして、昭和時代のような面々の年末歌合戦や嘘で固めた大河ドラマ、変に間がある下手なお笑い番組や視聴者参加番組は素人感丸出しなので、それらは全てプロの民法に任せませんか?
公共放送がすることではありませんから。
また出演料をケチったと思われる如何にも安そうな芸人や一昔前の俳優が出ているのは、国民に失礼です。
その費用を、どこに出しても恥ずかしくない世界一の技術があるノンフィクションのドキュメンタリーに集中させて、BBCのように世界中の放送局に売りましょう。
この方法で、嫌な集金人とのトラブルが無くなり、NHKが国民に愛される公共の放送局になる事は、間違いありません。
無事に一件落着です。